Gourmet

“障がい者がつくるお菓子”のイメージを覆す、おしゃれチョコレート

価値ある商品で従業員に利益を還元

 スタッフの方にお話を伺ってみたところ、利益が出た分は従業員に還元するシステムだそうです。久遠チョコレートで社会経験を積み、別の企業へ就職していく人もいるのだとか。  クッキーを否定するつもりはないですが、ビジネスとして価値のあるものを生み出し、それを作業者に還元すること。そして彼らが何らかの技術を身につけ、自分に自信を持って社会に貢献できるようになることは、これからの社会で絶対に必要です。  久遠チョコレートは現在全国に10ブランチ。まだまだ事業を拡大中とのことです。
ピュアチョコレート

赤道上下20度内のカカオ生産国から届いたピュアチョコレートを、余分な油を一切使わずに商品に仕上げている

 美味しいチョコを食べるだけでできる社会貢献、ダイエット中の後ろめたさも忘れそうですね。 <TEXT/和久井香菜子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
和久井香菜子
ライター・編集、少女マンガ研究家。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。英語テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。視覚障害者によるテープ起こし事業「合同会社ブラインドライターズ」代表
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ