提供:東洋水産株式会社
お料理をつくって彼氏・夫に褒められたいとき、手の込んだこじゃれたメニューをつくりがち。でも、男性が大好きな食べ物といえば…
ズバリ「ラーメン」!お家でおいしいラーメンを作ってあげたら最強ですよね。
ところが、“褒められラーメン”を作ろうとして、つい具材に凝って、スープをあれこれいじって…。その結果、冷めて麺がのびたり、スープが薄くなったり、かえって失敗ラーメンを出してしまうことになりかねません。
世の男性には、ラーメンをおいしく食べることに命をかけてる人っていますよね。
最高のゆで加減の麺と、最適な濃さのスープを、アツアツの状態で食べたい、という“こだわり”が凄かったりします。だったら、その理想のラーメンを作ってみせたいもの。
しかも、女子的に自信満々のラーメンが、実は男性にとってガッカリラーメンだったとしても、最近は、指摘をせずに黙ってる男性が多そうな気がします。これって、知らぬうちに愛も冷めてしまうってことですよね…。
これは悲しい! そこで今回は、「
マルちゃん正麺 醤油味」(東洋水産)を使って、誰でもカンタンにお店級のラーメンが作れてしまうコツをご紹介します。おいしさのポイントは、「麺の最適なゆで方」、「熱々で適度なスープの濃さ」にありました。
まずは、何も知らずに作ってみることに。
沸騰したお湯に麺を入れ、すぐに箸でほぐしながらゆでていたところ、実はこれこそが、超残念なポイントなんだとか! ガーン…。でも、言い訳するわけではありませんが、実は多くの人が同じようなことをやっているようです。
東洋水産が20~60代の男女2000人に調査したところ、「水量」をキッチリ量っていない人は64.8%、「時間」をキッチリ計っていない人は68.2%。そして、私のように最初から麺をかき混ぜ始める人は19.3%と、決して少なくないのです。いやー、私以上にテキトーじゃないですか。
きちんとやればもっとおいしく作れるのなら、もったいない!ここは心機一転、おいしい作り方を習得しようじゃありませんか。
ということで、マルちゃん正麺のブランドサイトにある「
おいしい作り方」のとおりに作ってみました。
作り方は以下の通り。
①【重要】
湯量500mlを正確に量る。
計量カップを用意し、沸騰させたお湯500mlをピッタリ量ります。お湯を沸かして量るのが面倒な場合は、水500ml強(蒸発分を考慮)を鍋で沸騰させてもOK。
②【重要】
3分を正確に計る。(※マルちゃん正麺はフレーバーによってゆで時間が異なる場合があります)
沸騰したお湯の中に麺を入れます。入れた時点から決められたゆで時間ピッタリを意識して。キッチンタイマーがなくても、秒数まで出るスマホのタイマーを使うと便利です。
③【最重要!】
最初の1分はかき混ぜず、放っておきます。
④1分たったら1回だけひっくり返し、箸で軽くほぐします。
⑤麺をゆでている間に、
液体スープをどんぶりに入れておきます。
⑥ゆで時間ピッタリで火を止めます。ゆでたお湯を先にどんぶりに移し、手早くかき混ぜてから麺を入れます。
具材はお好みでいいけど、今回はゆでたまごと青ねぎにしました。スープが冷めぬよう、具材を乗せれば完成です!
そして実食。一口目は、スープの華やかな香り。これは、スープを煮立てないので、香りが生きている証拠でしょう。
期待の「麺」ですが…うわー、うーまいっっ! 旨味たっぷりのなめらかなもっちもち麺が、口の中に勢い良く飛び込んでくるではないですか。
実際に夫に食べさせたところ、「
これは完全に、外で食べるおいしいラーメンだよ!」と驚きの様子。加えて、少食の息子も「
もっとくれー!」の大騒ぎだったのです。
従来のノンフライ麺って、生麺っぽいみずみずしさはあるものの、やわらかく繊細な食感のものが多かったために、あえてフライ麺を選ぶことも多かった私。しかし、この麺の食感なら、家庭でゆでる生麺よりも上なのでは。このコシ、この弾力、この香りを兼ね備えたマルちゃん正麺は、おせじ抜きに最強でしょう。
おいしく作る最大のポイントは「ゆで始めの1分は混ぜない」ことにあるんだとか。でも一体なぜ? そこで、革新的な麺の秘密をカンタンにまとめてみました。
①生の麺を蒸さない「生麺うまいまま製法(特許)」
一般的な袋麺は工場で「蒸す」ことによって、澱粉をアルファ化(糊化)させています。そのため、家庭でゆでることは、お湯で戻すだけに近い作業となります。
一方、マルちゃん正麺は、
「蒸す」工程がないので、工場では澱粉を十分にアルファ化させていないそう。そして、蒸さずに高温乾燥させることで、「麺の中においしさを留める」ことが可能に。
家でゆでる時に初めて全体的にアルファ化が進み、なめらかでコシのある、本格的な生麺に近い食感になるんです。
「ゆで始めの1分」とは、このアルファ化を待つ時間。その間に箸でいじると、麺の表面がこすれて滑らかさが失われたり、麺が切れたりするため、「放っておく」ことが大切なんです。
②高温で一気に乾燥させる
マルちゃん正麺の製造工程は、乾麺パスタと同じような原理。しかも、2分~5分程度という短時間でゆで上がるように、一気に高温乾燥させるそうです。
スープの味によって麺にも微妙な違いが
なるほど…。しみじみ納得してしまいます。今回食べたのは醤油味でしたが、実は味によって「食感」と「太さ」が違うんだとか。とんこつ味⇒歯切れが良いかための細麺、味噌味⇒もちもちとしたコシのある食感の太麺…。
いやー、いろいろと試したくなってきました。
五感を刺激する感動麺。ぜひ「おいしい作り方」を試してみて!
<TEXT、PHOTO/スギ アカツキ 提供/東洋水産株式会社>
【スギ アカツキ】
東大卒の食文化研究家。長寿美容食研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で料理研究をはじめる。モットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(
http://saqai.com/)も手がけている。