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つらい恋愛はもうイヤ!脱出のために捨てるべき3つ

「妖怪男」とうまくいく(!?)組み合わせ

 逆に女の子で「これはやばかった!」という妖怪女はいるのでしょうか。 「“コンサル男”と付き合っていた“自己愛モテ女子”ですね。この人は、自分をより良く見せるために相手を利用するタイプでした。お互いに、相手を自分を飾るためのアクセサリーとして使っています」  女性は結婚によって生活が大きく変化する可能性があります。だからこそ、結婚を機に「上の生活」を夢見る人は多いもの。 「私の知る自己愛モテ女子は、激烈なモラハラを受けていても『彼は私に心を開いてくれている証……』とキラキラ粉飾していた。『このハイスペ男に選ばれた』という脳内麻薬が強すぎて、苦しさより見栄が大事になっていたんですね。結婚してハイスペの妻の座を得たくてしかたがなかった。結局、自己愛女子が心を病んで2人は別れましたが、壮絶でした」
コンサル男

妖怪コンサル男

 ちなみにこういった“自己愛モテ女子”とモラハラをする“コンサル男”は、実は相性がいい組み合わせの一例なのだとか。“自己愛モテ女子”側は「経済力のある夫との結婚は幸せ」と思っているパターンが多いのだそう。他にも相性がいい組み合わせも聞いてみました。 「“束縛使い”と寂しがり女性。“束縛使い”は自分の安心のために相手を監視しますが、それを『自分への興味や愛情があるから』と受け取れるならば問題はない。『常に自分を気にかけていて欲しい』『連絡が欲しい』というニーズの女性であれば、マッチします」

妖怪男家庭で育ったからこそ気づいたこと

 ぱぷりこさんが妖怪男に気付いたのは「自分の親や兄が妖怪男だった」からですが、「あせって妖怪男と結婚することで地獄を見ることになる」とぱぷりこさんは言います。 「育った家庭が“コンサル男”とVERY妻的母の典型的な専業主婦家庭。幸せそうな家庭には見えていましたが、外部評価で生きてきた母が『自分の幸せとは』を考えだした時に破たんしました。両親の不仲を認識してはいなかったのでショックでしたが、父親の印象は父というより『怖い上司』だったので、納得感があったのを覚えています。そして兄も父に似て、モラハラ“コンサル男”の血脈を受け継ぎ、正統派コンサル男として生きています」  父親、兄、そして周囲に、本人には見下すつもりがないという「無自覚モラハラ男」がたくさんいる中でぱぷりこさんは育ちました。 「こんな環境だったので自分の中の『普通』は完全に狂いました。モラハラ“コンサル男”は普通……って感覚は完全におかしいですよね(笑)アラートの閾値(いきち=限界になる基準)がバカになっていたので、恋愛でも爆散して妖怪男にエンカウントしまくりました」  違和感を覚えても鈍感になりすぎていたために、うっかりスルーすることで、爆散につながるのだそう。そうならないためにも自分がいやなことをちゃんと自覚することが大切だそうですよ。

今回登場した妖怪男

 今回の話の中に登場した異性を不幸にする妖怪男&妖怪女はこちら! ・君は見どころがあるね男:能力や名声で女子を引き付けて、ファンを食ってしまう男。 ・第二のママ錬金術師:すべての基準が自分の母で、彼女にも母がしてくれたことを求める男。 ・コンサル男:血の通った人間らしさを感じないロジカル至上主義の鬼畜にしか見えない男。世の中ではハイスペックな勝ち組。 ・束縛使い:相手が自分の思い通りに動くことが愛の指標になっている束縛男。 ・自己愛モテ女子:まわりから愛される自分を求めつつ、周りを見下している女。 次回に続きます!最終回は、妖怪男にやられないための注意事項です。妖怪退散! <TEXT/ミノシマタカコ イラスト/平松昭子>
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