ももち、橋本奈々未…アイドル引退後の“しょっぱい現実”【原田まりる】
進路③プロの愛人。お手当を株でもらう人も
体を資本にして愛人として生き抜いていきますが、自分自身の女としての賞味期限を考えた時に「現金ではなく株をもらう」という方や「会社をつくってもらい、取引先にしてもらう」というクレバーな方もいました。ただ単純に自分の体を消費するのではなく、少しでも継続的な安定をと、そのような方法をとっているということでしょうか。
アイドルの卒業後の進路は、発表されない限り憶測でしかないですが、上記のような3パターンがほとんどでしょう。どの道が幸せかは当人の価値観によって違うので、華やかに見えるアイドル活動より、その後のほうが生き生きしているように見える人もいるものです。
<TEXT/原田まりる>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】原田まりる
85年生まれ。京都市出身。作家・哲学ナビゲーター。高校時代より哲学書からさまざまな学びを得てきた。著書は、『私の体を鞭打つ言葉』(サンマーク出版)。元レースクイーン。男装ユニット「風男塾」の元メンバー。哲学、漫画、性格類型論(エニアグラム)についての執筆・講演を行う。
原田まりる オフィシャルサイト⇒ https://haradamariru.amebaownd.com/
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