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藤田ニコル似16才の彼氏の妹が家出・妊娠! 結婚式で主役を奪われた花嫁は…

 人生の晴れ舞台で、主役をとって変わられてしまう……花嫁にとって、これ以上の屈辱はないでしょう。  都内で広告代理店の営業をしている恭子さん(仮名・35歳)の結婚式は、まさにそれ。何のトラブルもなくスムーズに運んだ結婚話の先に、こんな落とし穴が待ち受けていたとは……と、恭子さんはガックリ肩を落としていました。 結婚式披露宴両親への手紙「私が結婚式を挙げたのは、今からちょうど一年前のことです。2年前から付き合っていた彼氏と、年も年だしということで結婚に踏み切りました。互いの家族の反対もなく、彼との仲も良好で何の問題もない結婚です。この年まで独身でいたお陰で、それなりにお金をかけた披露宴を行うこともできました。  ただ、ひとつ気になっていたのは、私と同い年の彼に17歳年の離れた妹がいるという話。しかし『妹がいる』と話を聞いていただけで、家族の顔合わせの時も姿が見えず、本当に存在しているのかどうか判らないような状態でした」  年をとってたから突然できたその妹のことを、義両親も彼も、文字通り猫可愛がりしていたとか。しかしその子は、ちょうど恭子さんが彼と付き合いだした頃に家出をしてしまい、そのまま行方知れずになっていたそうです。 「どうやら、その妹は16歳で高校を中退して、付き合っていた年上の男の家に転がり込んでいたみたいです。結婚式の前日に、突然彼からその話を暴露されて謝られました。 『どうしても式には出席して欲しくて、メールで何度も呼びかけたんだが返事がなくて……』土下座せんばかりの勢いでしたが、正直私としてはどうでもよかった。一度も会ってないし『本当にいたんだね……』くらいの気持ちでした」

結婚式当日、彼の家族の態度にドン引き

 翌日の結婚式当日は、彼の両親は「彩子(妹の名)はどうしても出席させたかった……可哀そうに可哀そうに……」と、目に涙を浮かべていたといいます。さすがに恭子さん、彼の家族に対して疑念が浮かび始めました。 「ちょっと、この家族おかしくない? って思いましたね。どれだけ可愛がってたかは知らないけど、息子の結婚式当日に、家出娘の身勝手を『可哀そう』なんて言って泣く義両親にはドン引き。  彼も彼で『そうだよな。あいつだってきっと来たかったよな……もう少し説得する時間さえあれば……』なんて落ち込んでて。まるでこの日に式挙げることが悪いみたいな空気を作られてイライラしました」  式は予定通り遂行されるも、ずっと彼の両親も彼も表情が沈んだままだったとか。最初のうちは特に気にしていなかった来賓も、披露宴が始まる頃には「何かあったのか?」と訝しがり始めました。事情を知らない彼側の親戚たちは「嫁が何かやらかしたんじゃないか」とあらぬ疑いまでかけ始める始末。その話を聞いた恭子さんは、もはや怒り心頭でした。 「もうこの時点で、ぶっちゃけ披露宴中止にしたろうか! ってくらい怒りに震えてましたね。うちの両親も、義両親の態度や親せきの無責任な噂に激怒してましたし。そしたら、何となく空気を察した彼が平謝りしだして。披露宴まではやって、終わった後で話し合うってことでその場は収まりました」
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披露宴のクライマックスで事件が…!
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