Gourmet

黒いしょうゆはマズい!しょうゆ選び、実は知らない7つの鉄則

⑥濃口VS薄口

⇒薄口は「薄味」ではない! 塩分は濃口より高。煮物で使い分けを!  薄口しょうゆは、「色が薄い」という意味であり、「塩分が薄い」ということではないので、注意が必要。むしろ濃口よりも若干塩分高めで、旨味や香りが控えめなのが特徴です。  薄口が活躍するのは、煮物や吸い物。地域によって薄い色の煮物を好む場合があり、濃茶色の煮物を好まない人もいるため、あらかじめ食べる相手に好みを聞いてからしょうゆを使い分けると良いでしょう。

⑦減塩対策には、「だししょうゆ」を使うべし!

⇒「減塩しょうゆ」は使いすぎの危険性あり。「だししょうゆ」の方がおいしく減塩できる! だししょうゆ 身近になりつつある「減塩しょうゆ」。最近は味も改善され、おいしいモノも増えているようですが、いつもの濃口しょうゆに慣れきった人にはいくらかけても物足りず、ついついたくさんつけてしまうことも。  そこでオススメなのが、「だししょうゆ」。減塩しょうゆに、かつおや昆布などのだしを加えたもので、だしが効いている分、少量でも満足できる味わいに作られています。 <TEXT,PHOTO/スギ アカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 東大卒の食文化研究家。長寿美容食研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で料理研究をはじめる。モットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ