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黒にんにく、熟成の甘みにビックリ!老け予防にも期待大

⑤黒にんにくが逆効果の人はいるのか?

⇒クスリではないので、副作用というよりアレルギーなどに注意。自分の体質・体調に合うかどうかは慎重な見極めを!  黒にんにくを食べて効果を実感したという声は良く聞きますが、「効かなかった!」、「不調になった!」といったネガティブ反応もしっかり知りたいところ。前述した「ナチュラルメイド」の黒にんにくを7年間販売してきた(株)ブライトンの代表・小峰龍子氏によれば、これまであがった不調の声は7~8人とのこと。主な症状は、以下の通り。 ・背中に赤いブツブツができた ・おなかがゆるくなった ・胸焼けがする ・カラダが火照って眠れない  このような人は、そもそも「にんにく」という食材が体質に合わない場合が多いそう。つまり、にんにくに対する食物アレルギーを持っている人や、1粒食べてみて異変を感じる場合は摂取を控えた方がよさそうです。また、軽い胃痛や喉痛などの症状を訴える人もいるようなので、自分の体質・体調・持病(※例えば血液をサラサラにする薬を飲んでいる人はNG)と相談することも大切でしょう。  正しい付き合い方の基本は、「黒にんにく=万人の特効薬(クスリ)」ではなく、あくまでも高い健康パワーを秘めた「食品」であると認識し、自分に合いそうな場合でも、「1日1~2粒」を適量楽しむのが良いかもしれません。 <TEXT,PHOTO/スギ アカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 東大卒の食文化研究家。長寿美容食研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で料理研究をはじめる。モットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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