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『疾風ロンド』より
――おふたりが演じた栗林と千晶について教えてください。
阿部:僕の役は、ひとりだけ危機について知っている役。平和な雪山に行って、ひとりで焦っているわけです。その温度差に気をつけました。焦っている感じをテンポ感よく。どうやって探られないようにするか。まぁ、探られちゃってるんですけど。
大島:(笑)。私は、(自分が進む道に)葛藤しつつも、その思いを隠して生活している人。いろんな人と出会って、変わっていくということを意識して演じました。問題は違っても、葛藤を抱えているという状態はよく分かるので、すごく共感できました。
――お互いの印象は?
阿部:何でも挑戦していくすごさを感じました。驚いたのは、僕は1週間くらい遅れて町に入ったんですけど、先に入っていた大島さんが、すでに町の一部になっていて。すごいなぁと。協力体制から何から、もう出来上がった状態の中に、僕は温かく迎えてもらえました。
大島:阿部さんがいらっしゃる前に温めておきました(笑)。阿部さんは、これをやったらおもしろいんじゃないか、これをやったらかっこいいんじゃないかと、いろんな想像を掻き立ててくれる人。魅力が満載な方だと思います。
スキー場にいるときは、本当におかしいしおもしろいんですよ。笑っちゃいそうになるんですけど、笑わせにきているのかどうかも分からない(笑)。でも本編の最後のほう、撮影現場は見ていませんが、スーツ姿で闊歩するところがあって。

『疾風ロンド』より
――かっこよかったです!
大島:ね! ほんっとにかっこいいんですよ。やっぱり、かっこいい! それまでかっこよさを抑えていたけれど、やっぱりかっこいい! って。
阿部:(笑)。
大島:それってすごいことだと思うんです。ふり幅が広くて。そんな役者さんとご一緒させていただいたわけですけど、コミュニケーションを取る役ではなかったので、もっと別の形でも共演したかったです。
阿部:そうだね、またぜひ。