シングルマザーへの“禁句”を、イケメンに言われて一気に冷めた【シングルマザー妊活】
【シングルマザー社長の妊活記 Vol.4】
シングルマザーの杉沢志乃です。
シングルマザーとしての生活はいろいろ大変ですが、仕事もしなければいけません。薄着になり始めるとある初夏、仕事でダイエットDVDを制作することになり、監修してくれる有識者を探していました。すると知人が、都内のキックボクシングジムでトレーナーをしているKさんを紹介してくれました。
ジムのホームページを見る限りかなりのイケメンで、彼のクラスは彼目当ての若い女性客で常に満員だというのも納得。ぜひ彼に監修をお願いしたいな、と思っていたら、突然彼の方から連絡が。なんと私と会って話したいと言うのです。願ってもない事だったので、早速数日後、彼のジムでお話を伺うことになりました。
待ち合わせの場所に行くと、「杉沢さん?」とさわやかなイケメンに声を掛けられ、夏の日差しがまるで後光を射しているかのように、彼がとても眩しく輝いて見えたのを覚えています。なんだか出会い系サイトで初めて会う男女のようなシチュエーションに一瞬仕事であることを忘れそうでした。
ところが…彼のジムがあるビルの一室へ案内され、改めて名刺交換をすると、そこには「スピリチュアルカウンセラー」の文字が!
私は占い師や霊能者などをうさん臭いと思っているタイプで、もうその時点で嫌な予感しかしませんでした。さっさと仕事を終わらせて帰ろうと思っていたら、
「実は今日は、杉沢さんに会うべくして会っているのです。僕は、杉沢さんに会わなければいけないと思って連絡をしました」と、彼は前のめり気味に言いました。

うさん臭い発言のオンパレードにドン引き!
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