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「ホワイトニングは歯によくない」は誤解!アンチエイジングにもなるその魅力

「光触媒」「レーザー」…ホワイトニングっていろいろあるの?

――ホワイトニングって種類がいっぱいあって、どれを選べばいいのかわかりません。 西沢:ホワイトニングの仕組みに大差はありません。その方法には大きく分けて、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングがあります。これも自宅でするかクリニックでするかの違いで、根本の仕組みは同じです。医師や病院は法律上、積極的に宣伝をしてはいけないので、一般ユーザーが見聞きするのはホワイトニングの器具を売っているメーカー発信の情報になりがちです。  メーカーは、それぞれの特徴を出すために「光触媒」だとか「レーザー」「専用の照射器を使用」などと言って差別化を図ります。しかしこれらはあくまで触媒で、光で歯が白くなることはありません。  その意味ではどの種類を選んでも、大きな違いはありません。ホワイトニングをするなら、ちゃんと仕組みを理解しているドクターのところを選んでくださいね。 ――ホームとオフィス、どちらがオススメでしょうか。 西沢:どちらがよいということはなく、本来は両方やるべきです。飲食をしていると、どうしてもその色素が歯につきますから、オフィスは短くて1週間ごと、本当に白くしたい人はさらに毎日ホームをしてください。ただ、欧米人の歯と私たちの歯とは解剖学的に構造が違いますから、彼らのような白にはなりづらいことはご理解ください。 ――歯を白くするとアンチエイジングになると聞きました。 西沢:歯は、象牙質の周りをエナメル質が覆っています。年齢を重ねると、エナメル質がすり減り、その中の黄味がかった象牙質の色が目立つようになります。そのため、歯に色がついていると実年齢よりも老けて見え、白く綺麗な歯だと若々しく見えるのです。 ======  なるほど、それで歯が白いと若々しく見えるんですね。という西沢先生の歯は、真珠と見まごうほど真っ白でした。やっぱり「白い歯っていいな~♪」(古いか)。歯のホワイトニングも、アンチエイジングのひとつとして積極的に取り入れてみたいですね。 <TEXT/和久井香菜子 監修/神宮前フェイスデンタルサロン顧問・医学博士 西沢成剛>
和久井香菜子
ライター・編集、少女マンガ研究家。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。英語テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。視覚障害者によるテープ起こし事業「合同会社ブラインドライターズ」代表
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