松坂桃李&菅田将暉、互いにドンとぶつかり合える特別な関係
異色の4人組音楽グループGReeeeNの代表曲「キセキ」誕生秘話を映画化した『キセキ-あの日のソビト-』が公開中です。
GReeeeNのプロデュースを手掛けてきたJINさんをモデルとするジンを演じた松坂桃李さん、JINさんの弟でGReeeeNのリーダーであるHIDEさんをモデルとするヒデを演じた菅田将暉さん。主演を務めるおふたりに話を伺いました。
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――本作のコンセプトを聞かれたときはどう思いましたか?
松坂:本当にあったことを基に作っていると聞いて、こんなに映画として成立する要素がたくさんある話が実話なんだ! とワクワクしました。脚本を読んでも、おもしろいと思ったエピソードがピックアップされていたので楽しみでした。
菅田:いまの時代に顔を隠して曲の力だけで勝負しているって、改めて考えてみるとすごいことだし、今回の物語を聞いて、なんだか納得するものがありました。映画で観たいと思いました。
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――ジンとヒデを演じるにあたって、気を配られたことは?
松坂:音楽が好きな気持ちを、とにかく大事にしました。実際にJINさんとお会いして、話していても、その感じはものすごく伝わってくるんです。それからJINさんの求心力。特別な何かをしゃべっているわけではなく、たとえば「風を感じるんだよ、おれは」みたいなことをおっしゃるんですよ。それがなんかカッコいい。人を引きつける魅力を持った方なので、そこはしっかりと持っておきたいなと思っていました。
菅田:僕も実際にHIDEさんとお会いしたんですが、超人なんですよ。“当たり前”のレベルがすごく高くて。シンプルにかっこいいなと思いました。歯医者さんをやりながら、年間100曲以上作られているわけですけど、それが特別なことという感覚がなくて、当たり前にやっている感じというのが、すごくストイックで。
二兎を追う者が二兎を得たHIDEさんの凄みってなんだろうなって思うと、やっぱり楽しむ感じなんですよね。GReeeeNさんのレコーディング風景の映像も見させていただいたんですが、とにかく楽しそうで。それもきっとHIDEさんひとりではなく、JINさんの存在やみなさんとの出会いがあったからで。それが出せればいいなと思いました。
音楽が好きな気持ちを大事に(松坂)
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