同書では、ブラッシングのしかたも解説してあります。まずは30秒、血流を良くするブラッシングから。
●耳の周りと襟足をとかす
この部分は側頭筋といい、刺激すると頭皮の血流が良くなり、さらに頭頂部側にある「正営(しょうえい)」、耳の上にある「角孫(かくそん)」というツボを刺激すると抜け毛や白髪予防になるそうです。
やりかたは、髪をかき上げるように手首を回し、上に向かってとかすだけ。
そんな単純なお手入れならとっくにやってるよ、というアナタ。それなのに髪の悩みから解放されないのはなぜでしょう。案外単純なミスを犯しているのかもしれませんよ。
ここで稲垣氏が言うヘアケアのタブーをまとめてみます。
・朝起きてから30分以内のブラッシングはタブー
起床時から30分は毛穴が開いていて、ブラッシングをしてしまうと、丈夫な髪にまでサヨナラしてしまいそう。美容のためには早起きが必須ですね。
・濡れている髪のブラッシングはタブー
水分を含んだ髪は膨張した状態にあり、キューティクルに隙間ができています。ここでブラッシングをすると髪を痛めてしまうのです。
・トリートメント剤を髪に残すのはタブー
ヘアトリートメント剤は髪に栄養を補給するもの。そのためにすすぎを軽くする人がいますが、これはフケの原因になるとか。必要な栄養分は髪が吸収しますから、すすぎは十分に行いましょう。
昨今、女性専門の育毛サロンが軒を連ねるようになりました。ストレスや更年期など、抜け毛や薄毛の原因はさまざまですが、日々の生活を見直すことで解決する悩みもあるのです。
後姿も天辺も、360度美しい女になるために「髪は女の命」という言葉を、もう一度思い出そうではありませんか。
<TEXT/森美樹>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『
主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『
母親病』(新潮社)、『
神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。
X:@morimikixxx