職場で過去をバクロされ…友達のふりした敵“フレネミー女子”がコワい
あなたの女友だちは、本当に信頼できる相手ですか?
フレンド(友だち)を装いながら、実は陰で相手を蹴落とそうとするエネミー(敵)、それが、「フレネミー」です。一度は友だちだと信じていただけに、裏切られたときのショックは計り知れないもの。もしそれが仕事に関わってきてしまったら……。
幼いころからの夢を叶えるため、努力を重ねて大手企業への入社を勝ち取ったアサミさん(仮名/25歳)。女性の多い職場で小さないざこざはあるものの、周囲ともそれなりに良好な関係を築いてきました。
そんなある日、学生時代のサークル仲間だったアイさん(仮名)から連絡があり、会うことに。当時それほど仲が良かった記憶はないものの、3年ぶりの再会で思い出話に花を咲かせ、それを機に連絡を取り合うようになったそう。
「実は、学生時代アイのことがちょっと苦手だったんです。華があるタイプで、私みたいなジミ子をバカにしているような気がしちゃてて。でも、ふたりで話してみると意外にも気が合ってびっくり! 私のひがみだったんだなって、秘かに反省しました(笑)」
それからしばらくして、アサミさんは相談を持ち掛けられます。
「アイが職場でパワハラを受けていると言うんです。だから、転職したいと。それで、私の職場を紹介してもらえないかと言われました」
はじめは断ったアサミさんですが、アイさんから聞くパワハラのひどい内容や懇願する姿に根負けし、上司へ相談することに。3か月ほどして、アイさんはアサミさんの職場でアルバイトとして働くようになったそうです。
雑用的な仕事が多かったものの、職場の人ともすぐに打ち解け、「パワハラに悩んだ影も感じないほど、楽しそうに働くアイの姿を見てほっとした」とアサミさん。しかしある飲み会の席で、違和感を覚える出来事が起こったのだそう。
「学生時代に、私が片思いしていた先輩にフラれた話や、友だちが少なくてサークルで浮いてた話をアイがし始めたんです。しかも、さも当時相談を受けていたかのような口ぶりで。アイに相談したことはないどころか、何で知ってるの? って話まで出てきて、なんだかモヤモヤが残りました」
伏せておきたい過去を次々とバラされたアサミさん。それでも盛り上がっていた場の空気を読んで、笑顔でやり過ごしました。
学生時代の“華やかな友達”が職場に…
飲み会で、過去の話を次々と暴露された
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