桐谷健太、「生田斗真を支えて」と監督に言われ感じた役者としての成長
今を大切にすることが未来につながる
――リンコさんはイヤなことがあると編み物をして気分を晴らしますが、桐谷さんが気持ちを切り替えたりリラックスしたいときにすることは?
桐谷:散歩とか銭湯に行ったりですかね。銭湯は好きですよ。しょっちゅう行きます。
――バレませんか?
桐谷:バレます。っていうか、家の近くの銭湯はもう番頭さんとも仲ええので。行っても、あー、うっす~みたいな感じですよ。
――現在、37歳。大人の男として、役者としてこうなっていきたいというビジョンは?
桐谷:何も考えてないです。去年の紅白出演にしてもそうなんですけど、予想もしてなかったことなわけですよ。好きなことや、目の前にあることを、遊び心を持ちつつ一生懸命やってきたら、そうなっていた。俺はこうなりたい! ってやってたときは、上ばっかり見てつまづくんです。で、イタ! ってなる。
そうじゃなくて、毎日を楽しみながら、やることをきっちりやっていたら、想像を超えた未来になってるんちゃうかなって思うんです。だから今を大切にしたい。今やるべきことをちゃんとやっていれば、今も楽しいし、いい方向にも、おもしろい未来にも行くだろうと思うんです。
――最後に女子SPA!読者にひと言お願いします。
桐谷:この映画はいろんな女性像、母親像の話だったりもするので、何か感じてもらえたら。決して分かりやすい終わりというわけじゃないかもしれないけれど、傍に寄り添ってくれるような、温かい作品になっていると思います。
<TEXT&PHOTO/望月ふみ>
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(C) 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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