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吉野家の新メニューに賛否!牛カルビにしょうが焼きが合うか実験してみた

 さあ、白いごはんにのせていただきます。 ⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=666376 生姜焼きとごはん 結論としては、 ・思ったよりもサッパリした味。 ・かなり濃い味付けでないと、牛肉の力強さに負けてしまう。 ・甘辛くまろやかな感じは豚肉の方が合っているかも。 ・赤身よりも脂身の多い霜降り肉の方が相性が良い。

正直、イマイチ…しょうが焼きはやはり豚!

 確かに、ごはんは進みます。しかし、「もっとおいしい味ってなかったっけ?」と躊躇感がつきまとう後味。ショウガが思った以上にサッパリ爽やかにしてくれるせいなのか、せっかくの牛肉ならではの力強い濃厚な風味が、カドカドしく孤立化してしまっています。  もしかすると、シンプルなタレではなく、吉野家のように米味噌などで濃厚さを足した方がバランスが取れるかもしれません。味の好みは人それぞれですが、肉本来のおいしさを楽しみたい私は、牛肉よりもさっぱりしていて、まろやかな旨味を持つ「豚肉」の方が恋しくなりました。  ついついイケメン選びをイメージしてしまいますが、肉も男も、濃厚さに爽やかさをマッチさせるのは至難の技なのか!? 「豚」しょうが焼きはお家で極めるとして、おいしい「牛」しょうが焼きはプロに任せた方が良いのかもしれません。 <TEXT,PHOTO/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。在院中に方針転換、研究の世界から飛び出し、独自で長寿食・健康食の研究を始める。食に関する企業へのコンサルティングの他、TV、ラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍中。人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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