美人は何を食べてる? 買い物で差がつく“小さなコツ5つ”
3)トクホ飲料を活用する
ちょっと前まで、「トクホ飲料=太ったおじさんの飲み物」という印象だったのが、気がつくと市場拡大! スポーツ飲料、サイダー、コーラにまでトクホ商品が登場し、20代の飲用率も高まるなど、気軽に選べるデイリードリンクとして身近になっています。具体的な保健用途を見てみると、カロリーゼロでありながら、
●おなかの調子を整える
●血糖値の上昇を防ぎ、中性脂肪の吸収をおだやかにする
など、美を気にする人には嬉しいポイントばかり。ちなみに、サントリーのトクホ飲料に関する調査(2016年8月)によれば、使用頻度が高い人ほど効果を実感しているんだとか。水分摂取こそ健康に最も近く寄り添う行為ですから、美容対策の基盤作りのため、いつものお茶選びを考え直してみるのも良いかもしれません。
4)オヤツの質を高める
ドライフルーツ、ハイカカオチョコレート、無塩ナッツなど美容スイーツがますます人気の様子。しかも、少量の食べきりサイズも登場、カバンに入れて持ち歩くのがますますラクチンになっています。
オヤツは幸せを感じる食習慣でもありますから、無理に我慢するよりも、上手に欲求をコントロールする方がダイエット・美容には効果的。どうせクッキー食べるなら豆乳入りを、ポテトチップス食べるならノンオイルを、といったちょっとした意識の積み重ねが、大きな差を生むことに。
お菓子売り場にいくと、ヘルシー菓子のバリエーションに驚きます。
5)自分に合った食材を知る
一時、小麦粉を食べない「グルテンフリーダイエット」が話題となりましたが、そのニーズが拡大しているのか、パスタなどの乾麺やホットケーキミックスなどのコーナーを見ると、グルテンフリータイプのものが普通に並ぶ時代に。
この20年で食物アレルギーは3倍にも増加し、小麦は肌荒れや体調不良・疲労の原因にもなるとも言われています。いつもハツラツとした美人でいるためには、外見だけの美しさのみならず、体調やメンタルを上手にコントロールすることも大切。小麦だけでなく、摂取して不調を導く食材を知り、スマートに対応しやすい環境になっています。
<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
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【スギ アカツキ】
食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。在院中に方針転換、研究の世界から飛び出し、独自で長寿食・健康食の研究を始める。食に関する企業へのコンサルティングの他、TV、ラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍中。人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけているスギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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