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あぐー豚とアグー豚は別もの!限定“自衛隊カレー”が絶品!沖縄みやげ5選

(4)「あぐー豚」ではなく純粋種の「アグー豚」

純粋種の「アグー豚」 沖縄と言えば、「アグー豚」。しかし、ほとんどの豚は純粋種ではないってご存知ですか?  実は沖縄のブランド豚の9割以上は、アグー豚と西洋豚との掛け合わせでできたハーフ豚(交雑豚)。純粋種と区別するために、ひらがなで「あぐー豚」と命名されています。ちなみに、「やんばる島豚」、「チャーグー」と呼ばれる豚も同様にハーフ。そうです、これらは正真正銘の沖縄豚ではないのです。  もちろん値段は決して安くないし、味はそれなりに美味。しかしながら、本当に食べるべきは、カタカナの「アグー豚」だと覚えましょう。今帰仁(なきじん)エリアでは、「今帰仁アグー」という純粋種を飼育、数少ない専門店で「今帰仁アグー」の焼肉やしゃぶしゃぶを食べることができます。  ウルトラ級の旨味・甘味・香り。一度食べたら忘れられないおいしさに感動すること間違いなしですが、この精肉を購入・配送することが可能。究極の沖縄グルメ、ココにありです。 ●今帰仁アグー専門店 長堂屋 ※オンラインショッピングはサイト内にあり

(5)美しすぎる器「眞正陶房のやちむん」

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=671866 美しすぎる器「眞正陶房のやちむん」 最後にご紹介するのは、食べ物ではなく、「食器」。沖縄の焼物「やちむん」は、「琉球グラス」と並び、人気土産のひとつになっていますが、色や風合いが独特なため、買って帰ったら自分の食卓では使いづらかった、なんて話をよく聞きます。  そこでオススメしたいのが、「眞正陶房」。澄んだ白と気品あるコバルトブルーのコントラストが特徴で、沖縄の日差し・空をイメージしているそう。よく見かけるベージュ色のやちむんとは別世界です。形・大きさのバリエーションが豊富なので、少しずつ集めるのもアリ。  和食はもちろん、イタリアンから中華料理まで、どんな料理を乗せてもおいしく見える魔法がかった器。那覇空港から車で20分なので、初日もしくは最終日に立ち寄るのがスマートです。 ●酒甕と器の工房「眞正陶房」 <TEXT,PHOTO/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。在院中に方針転換、研究の世界から飛び出し、独自で長寿食・健康食の研究を始める。食に関する企業へのコンサルティングの他、TV、ラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍中。人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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