マスクしてる自分の息がクサい!“口内フローラ”の乱れチェックリスト
前述の調査で500人にチェックリストをやってもらった結果、「口内フローラ要注意」レベルに相当する、「4個以上」当てはまる人が55%と半数を上回ったそう。多くの人に「口内フローラ」の乱れが起きていることが判明しました。
また、チェックリスト中の「マスクをした時の口臭」は、この季節「口内フローラ」の乱れに気づきやすいポイントだそうです。
今回の調査は働く男性が対象でしたが、口臭や口内フローラの乱れは、私たち女性だって決してひとごとではないはず。
では「口内フローラ」を整えるためにはどうしたらいいのでしょうか?
「例えば、毒性の高い歯周病菌は、歯と歯ぐきの境目=歯周ポケットに生息している菌。この歯周病菌が増え、食べカスなどに含まれるタンパク質を分解していくと、口臭の原因にもなります。
口臭をタブレットなどでしのぐのではなく、しっかりと歯周ポケットのフローラまで対策をしておかないと、指摘できないほどイヤなニオイが…なんてことになりかねません」(北原文子先生)
北原先生によると、オーラルケアに必要なのは3つのステップ=「FBI」。Fはフロッシング(歯と歯のスキマのケア)、Bはブラッシング(歯の表面のケア)、Iはイリゲーション(口内の洗浄)。
「Fや、Bではがした汚れ(細菌の塊)は、口をゆすいだだけでは落ちきっておらず、まだ口の中にはたくさんの細菌が残ったままになってしまうことも。この菌を洗い流すために必要な洗浄Iを含んだオーラルケアが、日本では根づいていない」と北原先生。
デンタルリンスやマウスウォッシュでうがいをしたり、市販の「口腔洗浄機」を使うのもおススメだそう。ジェット水流で汚れを落とす口腔洗浄機は、国内外のいろいろなメーカーから発売されています。
「出会いの春」はすぐそこ。口臭で第一印象が台無し…なんてことにならないように、今から口内ケアを始めましょう!
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[調査概要]
・調査対象:20~40代 有職業男性500名 ※性年代別均等割付
・調査期間:2017年2月17日(金)~2017年2月20日(月)
・調査方法:インターネット調査
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<TEXT/青山文>
また、チェックリスト中の「マスクをした時の口臭」は、この季節「口内フローラ」の乱れに気づきやすいポイントだそうです。
今回の調査は働く男性が対象でしたが、口臭や口内フローラの乱れは、私たち女性だって決してひとごとではないはず。
口臭をもとから絶つには「口内フローラ」を整える
「FBI」でしっかりケアを
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