眉毛のラインを一気にひいていませんか？ 眉下や眉上に横線をすっと引いてしまうと、とてもわざとらしいラインになってしまいます。アイブロウにパウダーをのせた後は、毛の薄い部分にペンシルで毛を1本1本描き足します。こうしたほうが地眉の毛の流れを活かしてナチュラルに仕上がります。 　特に眉下や眉尻がぼんやりしていると、垢抜けない印象になりがち。眉下と眉尻は先のシャープなペンシルで丁寧に毛を描くのが重要です。 　アイブロウパウダーとペンシルで眉毛を描いた後は、ブラシで眉頭をとかします。このステップを疎かにしてしまうと眉メイクの仕上がりに差がつきます。パウダーとペンシルをなじませるため、また、眉頭に色をつけすぎないためにも、ブラシを眉に平行にあてて眉頭をぼかしましょう。 　髪の色が黒だからって、アイブロウペンシルやパウダーもグレーにしていませんか？ アイブロウパウダーやペンシルは髪の色よりやや明るめの、薄いブラウンカラーのほうが自然。ラメやパールのほとんどはいっていないアイシャドウでも代用可能です。 　最後に眉マスカラで色をつけて、眉毛の流れを出すのが今風。眉マスカラはお使いのアイブロウパウダーやペンシルに近い色をセレクトしましょう。 　眉マスカラを塗布するときは、眉山→眉尻（矢印1）、眉頭1cm外側→眉山（矢印2）の順番に毛の流れと同じ方向にマスカラでブラッシングします。最後に、毛の流れと逆方向に眉頭をマスカラでブラッシングします（矢印3）。 ＝＝＝＝＝ 　眉メイクのNGを説明しながら、基本の眉メイクをレクチャーしました。自分の眉メイクが「なんかしっくりこない」と思ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。 ＜TEXT／此花さくや＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】