Entertainment

カルーセル麻紀、性転換後に主演を務めたロマンポルノを振り返る

 日活ロマンポルノ『カルーセル麻紀 夜は私を濡らす』(1974)が初DVD化。牡丹の刺青を入れた、歌手を夢見るホステスのヒロイン・涼子役で主演を務め、劇中で美しい裸体と歌声を披露しているカルーセル麻紀さんが、コメンタリー収録に合わせて「これはもう実録モノよ」と、ダメ男との恋愛や芸能界の裏側まで赤裸々に語ってくれました。

『カルーセル麻紀 夜は私を濡らす』

『カルーセル麻紀 夜は私を濡らす』

衣装もメイクも自分で



――『夜は私を濡らす』が初ソフト化されるご感想は?

カルーセル:嬉しいですよ。戻りたいですよ、あのしわが1本もない顔のころに。いまはしわだらけだけどね(笑)。コメンタリーに参加したんですけど、ところどころしか覚えてないんですよね。

コメンタリー録音中のカルーセル麻紀さん

コメンタリー録音中のカルーセル麻紀さん

――キレイな衣装が何パターンも登場しますが、すべて自前だったとか。

カルーセル:そうよ。宝石とか小物も全部。当時、パリを行ったり来たりしていたから、パリで買ってきた洋服ね。エスカルゴっていう巻きスカートが流行ってて、それを着てたわね。最後のレコーディングのシーンで出てくる洋服だけ森英恵さんのもの。洋服のことはよく覚えてるわね。着てた洋服は太地喜和子にあげたりしてたわね。

『カルーセル麻紀 夜は私を濡らす』の撮影風景

『カルーセル麻紀 夜は私を濡らす』の撮影風景

――メイクもご自分ですか?

カルーセル:そうよ。あの特殊なメイクはメイクさんではできないわね(笑)。スカーフを頭に巻いてたのも自分でやってたのよ。

――刺青もキレイでしたが、キレイに見せるためのコツがあるとか。

カルーセル:本番前にクリームを塗って、それから熱いお湯をかけて叩くんです。白粉彫りっていって、そうやると掘りたてみたいに浮き出るんですよ。色がぶわ~っと。だから脱ぐシーンの前にはやってましたね。写真集なんかのときも自分でしてましたよ。カメラマンはそういうことを知らないから。ただ、ものすごくカユイんですけどね。

次のページ 
修羅場も枕営業も実録!?

1
2
3
あなたにおすすめ