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松山ケンイチの可愛さ、三浦翔平の壊れっぷりに助演男優賞【冬ドラマ】

●助演男優賞:三浦翔平/『奪い愛、冬』(テレビ朝日)
「奪い愛、冬」公式サイトより

「奪い愛、冬」公式サイトより http://www.tv-asahi.co.jp/ubaiai/

 池内光(倉科カナ)と奥川康太(三浦翔平)は婚約中。そこへ3年前に突然、光を捨てて他の女性と結婚した森山信(大谷亮平)が現れた。やがて気持ちが再燃する光と信。しかし、信の妻の蘭(水野美紀)と康太が二人の裏切りを許すはずもなく、嫉妬に狂っていく。  その後、さまざまな逆境を乗り越えて二人だけの日々を送る光と信。しかしそれも束の間、信が不治の病に襲われ命を落としてしまう。信の死後、彼とのあいだにきできた子どもをひとりで懸命に育てる光。このまま心穏やかに過ごせるかと思った矢先、信の子どもを身ごもったという蘭が現れて……。

ぶっ壊れていく三浦翔平がむしろ爽快に

 倉科カナと大谷亮平以外の出演者の大半が狂っているという、ドロドロ劇のラブストーリー。深夜放送にもかかわらず、人気は回を追うごとに上昇していた。  なかでも話題だったのが、蘭役の水野美紀の演技。蘭の奇行ぶりはサスペンスとかホラーという表現が陳腐に思えるほどで、もうギャグの域だった。  そしてその蘭師匠(?)の背中を追うかのように、恋人に裏切られた康太(三浦翔平)はいい人キャラが崩壊して、エキセントリックに人格をゆがませていく。これが今作品内で、私的ハイライト。  当初はプロポーズにいきなりフラッシュモブをしたり、仕事ができる彼女を懸命に支えたりと、“ただのイケメン”だった康太。「これではあまりにも三浦翔平という俳優のムダ使いなのでは……?」と思っていたところで、お待たせしました、康太の崩壊がスタート! 第4話で蘭の画策により宅配便で光と信のキス写真パネルが届くと、これを狂ったようにバッキバキに壊して、ついには光の目の前で他の女とキス!  奇行は第5話でさらにスパークする。光と信の行動を尾行して、完全にイッちゃった目で信に襲いかかる。このとき怒りをあらわにしてデッキブラシを折る康太。え、ひょっとして破壊好き? さらに光をもう誰にも渡さないと、手錠をかけて自宅に監禁するという暴挙にも出た。  最終的に、自分の力ではどうにもならないとわかると“縁切り神社”でふたりの仲を割いてくれと神頼み。もう笑うしかない。  次から次へと飛び出す、予想がつかない三浦の演技に彼の新しい魅力を見た気がした。そして大映ドラマのようなスピード感のある演出にはどこか懐かしさを感じたということで、助演男優賞を贈ります! <TEXT/スナイパー小林> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スナイパー小林 プロフィール】 ドラマ解説、芸能、恋愛、カルチャー、美容・健康ネタ好きのライターであり、編集者であり。執筆や編集を手がけた媒体は100冊以上。約20年以上ドラマをこよなく愛し、ついには趣味が仕事になった幸せ者のアラフォー。Twitter:@hisano_k
スナイパー小林
ドラマ解説、芸能、恋愛、カルチャー、美容・健康ネタ好きのライターであり、編集者であり。執筆や編集を手がけた媒体は100冊以上。約20年以上ドラマをこよなく愛し、ついには趣味が仕事になった幸せ者のアラフォー。Twitter:@hisano_k
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