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“プラダを着た悪魔”に嫌われた?「メットガラ」に出席しないセレブたち

キム・カーダシアンはずっと呼ばれなかった

 アナが招待するのは、世界中の様々な業界で一流の実績をもつ人たちばかり。世界的に有名だからといって誰でも入れるわけではありません。例えば、リアリティ番組の出演者は絶対に呼ばれないという噂も。
『メットガラ ドレスをまとった美術館』より_5

『メットガラ ドレスをまとった美術館』より

 なんと、あのキム・カーダシアンは2012年までずっとアナに拒否され続けたと言われています。海外サイト「REVELIST」によると、当時婚約者だったカニエ・ウェストが2013年にメットガラでライブをするときになって初めて、キムの出入りが許されたとか。  また、2008年には、メットガラの開催日近くになって「私はアナよりも影響力がある」とうっかり発言してしまった人気ファッションスタイリストのレイチェル・ゾーが、出席が決まっていたのにもかかわらず、パーティー直前にアナにディスられてしまったという噂もあるようです。

アンジーとジェニファーは絶対に出席しない?

『VOGUE』US版の表紙に登場すればメットガラに招待されるというのが通説ですが、カバーガールを何回も務めながらもメットガラに登場しないセレブもいます。  People誌のウェブ版「People Style」が調べたところによると、アンジェリーナ・ジョリーは5回、ジェニファー・アニストンは3回、アデルは2回ほどVOGUE誌の表紙を飾っているのに、一度もメットガラに登場したことがありません。
アンジェリーナ・ジョリー

US版『VOGUE』2015年11月号

 彼女たちが出席しなかった理由は定かではありませんが、アンジーがブラピをジェニファーから略奪したこともあって、二人はお互いを避けていたのかも。レッドカーペットで二人のドレスが比較されちゃうのは確実ですしね。  しかし、アンジーとブラピの離婚が決定となった今、2017年のメットガラには二人の姿を見ることができるかもしれません(2009年の『放送映画批評家協会賞』には二人共出席していたそうですが、お互い話しかけるなどはしなかったそう)。
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『メットガラ ドレスをまとった美術館』より

 今年5月に開催されるメットガラの企画展は、日本が誇る「川久保玲/コムデギャルソン」。生存中のデザイナーが企画展に取り上げられるのは、1983年のイヴ・サンローラン以来とのこと。  我ら庶民には無縁の、ゴージャスなメットガラの世界。せめて、映画『メットガラ』で垣間見るセレブのリアルな姿やファッションとアートの関係に想いを馳せてみるのはいかがでしょうか? 映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』はBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開中 写真:(C) 2016 MB Productions, LLC <TEXT/此花さくや> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
此花わか
映画ジャーナリスト、セクシュアリティ・ジャーナリスト、米ACS認定セックス・エデュケーター。手がけた取材にライアン・ゴズリング、ヒュー・ジャックマン、エディ・レッドメイン、ギレルモ・デル・トロ監督、アン・リー監督など多数。セックス・ポジティブな社会を目指してニュースレター「此花わかのセックスと映画の話」を発信中。墨描きとしても活動中。twitter:@sakuya_kono
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