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保活でフリーランスは不利!失敗したママたちの嘆き

 産休・育児休暇を終えた女性が仕事復帰するにあたり、大きな壁となるのが「保活」。この春にも、希望する保育園に入れた人や悔し涙を流した人など、明暗をわけた人たちが多くいることでしょう。

仕事復帰するにあたり、大きな壁となるのが「保活」 認可保育園の場合、入園のためには自治体が設定したポイントをどのくらい稼げるかが重要です。就労状況や家庭環境、保育実績などにより、ポイント数は異なります。なかでも、第三者には勤務形態がわかりにくいフリーランスは、保活に不利なケースも多いようです。

赤ちゃん片手にバレエの指導



 現在1歳の男の子のママであるダンサーのAさんもそのひとり。妊娠6カ月のころから保活をスタートしたといいます。

「私はバレエ教室を主宰しているので、産後はできるかぎり早く復帰したいと思っていました。2016年1月に出産をして、4月には保育園入園できればと考えて動いていたものの、結果は全滅でした」

 Aさん夫婦は共に実家が東北のため、周囲に頼れる人のいない状況でした。実はAさん、産休・育児休暇にあたり臨時で講師を雇ったものの、産休に入った途端に生徒数が激減。収入は減ったのに人件費はかかってしまうという経済的な不安も抱えていました。そのため、息子さんが生後5カ月のころに仕事を再開したそうです。

「息子は私が少しでも離れると泣き叫ぶので、レッスン中もつねに抱っこやおんぶをしていました。乳児を抱えていると、思うように動けません。そのうえ、息子が泣けば生徒の集中力も途切れてしまう…。周囲に気をつかいながらのレッスンは、心身共につらかったです

 どうしても一緒にいることができない時は、地域のファミリーサポートや一時保育、講師をしているフィットネスクラブの託児などを活用していたAさん。この春からようやく認可保育園に入園が決まったそうです。

毎朝3時に起きて原稿を執筆



 フリーライターのBさんは、生後3カ月から1歳11カ月までの間、自宅でお子さんをみながら仕事をしていたといいます。

「夜は娘の寝かしつけとともに自分も寝て、朝の3時台に起きる。そこから子どもが起きるまでの時間と昼寝の時間を仕事にあてていました。もともと朝型だったので、早起きがつらくなかったことと、娘の夜泣きがほとんどなかったことが救いでしたね」

 打ち合わせや取材時には、近くに住むご両親にお子さんを預けていたといいます。

「私は日中に働ける時間が限られていたので、フルタイムの会社員に比べるとポイントが低くなってしまいます。区役所で入園申請をする際に『保育園に預けられないと、私も子どももとても困る』感をアピールしました。そのおかげかはわかりませんが、第6希望の保育ママに1歳児から預けられることになりました」

 お子さんの入園後、仕事の量が増えたというBさん。保育ママに預けている実績もプラスされ、同年12月には、認可保育園に転園できたそうです。

 一方、フリーランスだから保活が大変だったと感じたことはないと語る人も。

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同じフリーランスでも住む地域で大きな差

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