Gourmet

丸亀製麺、すき家、リンガーハットの新作“牛肉麺”を食べ比べ。私のNo.1は…

【満足度40点】 甘辛に味付けされた牛肉150gは嬉しいボリューム。しかし全体の味は、「まろやかな牛丼風」。パンチやメリハリ感はなく、油のこってり感が最後まで残ります。また、具材の食感が単調(すべて柔らかい)なため、好みは分かれそう。野菜たっぷりを求めるリンガーハットファンには刺さらない気が。 ⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=696247 リンガーハット『牛・がっつりまぜめん』2 野菜をたっぷり食べられるファストフードとして王者に君臨するリンガーハットからも、牛肉メインの「和え麺」が新登場。あえて小ぶりのどんぶりに盛られていて、ちゃんぽん麺が見えないほど牛肉がたーっぷり乗っています。 ⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=696248 リンガーハット『牛・がっつりまぜめん』3 全体をよく混ぜると、具材と麺がよく絡みます。期待のお味ですが、バッチリ濃いめの味付けで、甘さとまろやかさがドーン。甘辛牛肉、紅しょうが、一味唐辛子…、これってほぼ「牛丼」ではないですか! まさに、牛丼の具(つゆだく)+卵黄+油を混ぜたような味。 リンガーハット『牛・がっつりまぜめん』4 油っこさはお店のねらいなのか、確実にB級感は満たしてくれるでしょう。しかし、ずーっと続くこってり感や食感の単調さ、爽やかさゼロ感に、「食後にリンゴをください!」と言いたくなりました。野菜をしっかり食べたい人には、少々残念かも。  せっかくの新メニューですから、RHファンの一人として、ちゃんぽんや皿うどんとは違った、新しい野菜の味わい方を提案して!と期待してしまいます。 <TEXT,PHOTO/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。在院中に方針転換、研究の世界から飛び出し、独自で長寿食・健康食の研究を始める。食に関する企業へのコンサルティングの他、TV、ラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍中。人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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