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ズタボロのシングルマザーに「離婚は悪だ!子供につぐなえ!」非難するママ友たち

「お前は元夫に舐められてたんだよ」説教ジジイの理不尽な罵倒

 極めつけが、仕事上で20年来の付き合いのある50代の説教大好きおじさんに「お前、離婚したんだって? 慰めてやるから飲みにでも行くか」と誘われ、ふたりで飲みに行った時のこと。  言葉の通り慰められに行った河野さんでしたが、とんでもない目に遭いました。 非難 離婚理由を聞かれたので、元夫の自己中心的な言動や家計を脅かす浪費癖、その他の理由を愚痴っぽくならないよう答えたそうです。すると説教おじさんはこう言い放ったのです。 「ようするにお前は、元夫に舐められてたんだな」 「お前は20年前から軸がないし、今も変わってない。成長してないんだよ。どうせ元夫に依存してたんだろ?」 「だいたいお前は自分の非も認めないで人のせいばかりにして、その思考回路がダメなんだ!」  と延々と怒鳴られ続けたのだとか。 「最初は反論していましたが、次第にその気力も失せ、結局は3時間弱、“ですよねー”とか“その通りです。ダメな女です、私は”と、おじさんの説教に付き合ってました。翌朝、酒も飲んでないのにひどい頭痛に悩まされました。  離婚後の傷ついた心を癒し、今後の活力を見出す周囲からの言葉は、『大変だったね』『頑張ってね』のふたつのみ。それ以外のしたり顔で圧力をかけてくる人たちの言葉はすべて聞き流せば良いんです。なんなら周辺の人付き合いも考え直す良い機会だと思ったほうが良いです」 と話す河野さん。シングルマザーという生き方を選んだ彼女の行動に、誰が文句をいえるものでしょうか。私は応援したいと思います。 <TEXT/河合桃子> ―シリーズ女が受ける圧力【1】― 【河合 桃子】1977年東京生まれ。男性週刊誌から女性向け情報サイトなどでアダルトや時事ネタを執筆。最近は地に足をつけようとワーキングママ向け雑誌の仕事もはじめた2児の母。得意分野は近所の主婦とすぐ打ち解けてエロトークをするコト。
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