――結構大変ですね。先生が生理痛軽減のために何か実践されていることはありますか?
「私がよく使っているのはアロマテラピーです。
バジルの鎮痙攣作用を期待して使っています。バジル単独だと独特のにおいがするので、ほかのオイルとブレンドして下腹部に塗布しています。クラリーセージも昔から月経痛によく使われています。リラクゼーション目的にラベンダーやマンダリンなどを混ぜてもいいですね」
「鍼灸整骨院で鍼をしてもらったり、整骨院やカイロプラクティックで普段から身体をメンテナンスしておいてもらうことで軽減することもあるようです。私はお灸を買ってきてセルフでやっています。慣れてくると、意外と簡単にできますよ。
ほかには、体をあたためるために冬場はカイロを貼る、足湯や腰湯、入浴、普段から筋肉をつけておくために運動をする、月経前~月経中は体を冷やす飲み物などをなるべく控えたりしていますね。血流を改善するために腰を回すストレッチも続けています。後は、生姜をよく食べ食べるようにしていることも、もしかしたら役立っているかもしれないです」
女医さんって本当に普段の生活から、健康のために様々なことを実践されているのですね。普段忙しすぎてなかなか全部は取り入れられないとは思いますが、少しずつ、できることから始めてみませんか?
<取材・文/寺西ちえ>
【寺西ちえ】
アラフォーママライター。
ヤンチャざかりの息子に付き合わされる忍者ごっこは、高齢出産を経た身に堪えます。産後の尿モレがひそかな悩みです。