Beauty

垂れない美乳づくりは、ブラに頼っちゃダメ

 セラピストでヨガインストラクターでもあるAsamiさんのサロン(東京・九段下、千葉・市川)で、「おっばいボディケア」という施術を受けてみました。  全身のバランスを調整した前回に続き、今回はいよいよバスト周りのケアです。 胸

寄せ上げブラもナイトブラもよくない

 おいしい料理に手間暇かけた下ごしらえが必要なように、まず、おいしいバストを作る準備としてクライアントの全身をニュートラルにするという、セラピストのAsamiさん。ダイエットの指導もしている彼女ですが「太った方の原因と思考の癖を知るために、あえて12キロ太ってみた」という経歴の持ち主です。  ここで私自身の胸のサイズを公表しておきましょう。20代の頃はDカップ、しかし今やCカップという悲しき現実。トップバストの位置も当然下がっています。私を含め、下垂してしまった胸を見栄え良くするためにコルセットのようなブラジャーを選んだり、ナイトブラを愛用している方もいるでしょう。Asamiさんによると両方NG。 スポーツブラ「通常はゆったりとしたスポーツブラタイプがいいですね。夜はおっぱいも自由にしてあげてください」。  でも無防備にさせておくとどんどんバストが重力に負けてしまうのでは?と不安になったのは私だけではないはず。 「きちんとケアしてあげれば、おっぱいは自立します」  おお、おっぱいの自立!

猫背・肩が上がっていると、胸が垂れてくる

 自ら姿勢良く立ってくれるバストのために、横隔膜~子宮周りのケアが開始しました。  横隔膜をチェック、マッサージするのは呼吸の深さを確認するため。呼吸が深ければ肋骨も動き、おっぱいも上向きになります。反対に呼吸が浅いと、猫背になったり、酸素が細胞に行きわたらなかったりと支障が出ます。  次いで肩。いかり肩だと思い込んでいた私ですが、無意識に肩が上がってしまっているというではないですか。これ、女性全般にいえるらしいのです。 「バッグの持ち方や、パソコンで仕事をする時などの無理な姿勢が形状記憶されているんです」。  Asamiさんが肩の位置を整えると、バストの位置も変わりました。  いよいよおっぱいケアの真骨頂。Asamiさんが独自にブレンドしたオイルを使用して、私の胸を繊細なタッチでマッサージしてくれます。記憶にあるアロマの香りですが詳細は企業秘密とか。このオイルを使用すると、パートナーが気づくほどサイズアップする人もいるとか。思わず疑いの目を向けてしまった私ですが、「実験そして実践し、確証を得ないとクライアントの身体には使えない」とキッパリ。 おっぱいマッサージ 全身にまんべんなく熱が行きわたり、緩められているおかげで、バストも緊張から解き放たれているよう。おっぱいへの愛情があふれてくると、表情もやわらかくなってくるんですよね。  そんな私の気持ちが伝わったのか、「おっぱいは愛情で育つと本気で思っています。自己肯定感が高く自分を愛せている人は、形や大きさなど無関係におっぱいもきれい。おっぱいはハートを挟んで君臨しているのですから、愛です。本当はパートナーがおっぱいケアを覚えてくれるのが理想」と切々と語ってくれました。
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まずは自分の体を自分でさわってみよう
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