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道端アンジェリカが告白した皮膚病「乾癬」と闘う有名人たち

イケメン声優・鈴木裕斗は身も心にも痛手

鈴木裕斗

鈴木裕斗写真集 「清年」スタジオワープ

 イケメン声優の鈴木裕斗も、2012年に乾癬(かんせん)にかかり、自身のブログにてその悩みや葛藤を語っていました。特に頭皮への発症が悩みの種だったようで、毛根にかなりのダメージが与えられて抜け毛が酷くなったこと、フケの様に固くなった頭皮がポロポロとこぼれ落ちて周囲からの視線が気になったことが切々と綴られていました。  髪の毛は触ったり見た感じだけで明らかに量が減ったとわかるようになり、針で刺した様な痛みや痒みも襲ってくる毎日。これは仕事柄ひと一倍人目を気にする性質だった彼の心に大きな痛手を与え、まとまった休みの間も引きこもり状態になってしまうほどだったとか。乾癬(かんせん)は、体だけでなく心の健康をも蝕(むしば)んでしまう可能性のある病なのですね。

アントニオ猪木モノマネ芸人・春一番は薬の副作用で三度の手術

春一番

春一番公式ブログより http://ameblo.jp/halu1ban/

 さらに、アントニオ猪木の物真似でお馴染みのお笑い芸人・春一番は長年に渡って乾癬(かんせん)を患っていました。  本人のブログには 「乾癬(皮膚病)の症状を抑える為に服用していた免疫抑制剤の副作用(薬が上手く抜けなくてどんどん抑制効果が蓄積された)で  腎不全になり その後、感染症(要するに抵抗力0新生児以下だったからね)で肺に膿が溜まる肺膿瘍(はいのうよう)になった」と書かれています。  2005年に緊急入院し、三度の手術。その時は、奇跡的に回復して生還を果たしました。しかし、のち2014年7月3日に肝硬変にて死去しました。  ブログでは、ストレスや季節の変わり目で悪化する乾癬(かんせん)と向き合う日々や、入院しICU(集中治療室)に見舞いに来てくれたアントニオ猪木への感謝の言葉を読むことができます。

シンディ・ローパーはじめ海外セレブも

 海外でも、ポップ界の大御所であるシンディ・ローパーは乾癬(かんせん)を公表していますし、世界を席巻したディーバのブリトニー・スピアーズも悩まされているのではないかと報じられています。  不治の病とも言われている、難しい病である乾癬(かんせん)。道端アンジェリカが「日本はまだ乾癬の認知が低いですが、私をきっかけに乾癬とゆうものを知ってもらえたら嬉しいです」とメッセージを投げかけたように、少しでも多くの人がこの病気への理解を深めてくれることを願います。 <TEXT/もちづき千代子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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