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麻をおしゃれに着るコツは?季節、素材、アイロン問題…

●連載「ファッション誌が答えてくれない相談」32 by小林直子●

Q.麻はいつまで着ていいのでしょうか?



 麻素材のシャツは春夏に売り出されることが多いように思うのですが、やはり夏のものなのでしょうか? また、今買えば、いつまで着ることができますか?

A.早く取り入れて早くやめるとおしゃれに見えます



 麻素材をいつからいつまで着たらいいのか、多くの方が疑問に思うようです。まずはそれに対して答える前に、麻素材とは何かということについて説明しましょう。

liflattie ships リネン ワイド パンツ

liflattie ships リネン ワイド パンツ(13,932円)画像:WEAR

 麻と一口に言いましても、実はいろいろな種類があります。日本で麻として流通しているほとんどは亜麻科の亜麻であるリネンですが、そのほかに日本語で苧麻と呼ばれるラミーや、大麻と呼ばれるヘンプも麻の仲間として扱われます。

 しかし、亜麻とラミー、ヘンプ、すべて違う植物ですので、葉の形も、できあがる繊維も違います。それでも総称は麻ですし、衣服の素材としてヘンプもラミーも使われています。

 また、リネンにしても、必ずしもリネン100%の素材ばかりではなく、リネンとコットン、リネンとウール、リネンとビスコースなど混合素材も多く、麻と言ってもかなり広範囲な繊維を指すことになります。

コットンリネン、DRWCYS 刺繍ノースリマキシワンピース

コットンリネン、DRWCYS 刺繍ノースリマキシワンピース(30,240円)画像:WEAR

季節の先取りはおしゃれに見える



 ではそんな麻素材、いつからいつまで着てもいいのかということですが、実際、別にいつ着ても構わないのです。コットンが1年じゅう着用されるように、麻も着たければ着ても構いません。リネンとウールを合わせるぐらいですから、それらを冬に着たところで何ら問題はありません。

 また、もともと日本の衣服は麻(大麻)でつくられていました。コットンが急速に栽培されるようになったのは江戸時代以降ですから、それまで庶民が着るものは麻素材が多かったのです。もちろん1年じゅう、麻を着ていたはずです。

 ただし、洋服が輸入されて以降、日本では麻イコール夏のものというイメージが強く張りつきました。それは多くの人々に浸透し、逸脱すると何かおかしいと感じる人もいますので、麻を秋冬に着るのは避けたほうがいいでしょう。

リネン+レーヨン、HAREのラップマキシワンピース(9,180円)

リネン+レーヨン、HAREのラップマキシワンピース(9,180円)画像:WEAR

 では、夏らしいスタイルとは何でしょうか。例えば半袖やノースリーブのシャツやワンピースなど、形が夏向きのもの、また色が青みがかった白のものや(冬の白はクリーム色に近い白です)、夏を連想させるトロピカルな柄のものなどが夏らしいスタイルの麻の服と言えるでしょう。

 季節の先取りはいつでもおしゃれに見えますから、これらを本格的な夏の到来の前から着る分には問題ないばかりではなく、逆にお勧めです。

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気になるアイロン、洗濯問題をどうする?

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