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ブラジャーは何回ごとに洗う?人には言えない下着の常識

 恥ずかしながら私、下着の衣替えなど考えたこともありません。春夏はアウターを考慮したブラにパンツという意識しかなかったです。衣替えする派のご意見として天晴れなのが「少しだけ薄いブラやショーツを身に着けると、ちょっとだけ恋がしたくなります」というもの。皆さん、女子力は下着から始まるのですよ。  ほか、「秋冬はマシュマロのような優しい肌触りとゆったりした着心地の下着に切り替えています」とか。下着に対するこだわりが詩人のような表現に込められています。下着への愛=身体への愛でもあるのでしょう。

バストやVゾーンのお手入れは、結構してないみたい

 次いで「からだ編」は秘密度が濃くなります。「バストのケア、ちゃんとしてる?」。はい29%、いいえ71%。  ちなみに私、昔は巨乳でしたので将来的に垂れると危惧し、バスト専用ジェルでマッサージしていました。現在の私の胸は垂れることなくしぼみ、ケアは徒労に終わった感はありますが(涙)、乳癌の早期発見のためにもバストに触れるのは大事だと思います。「いいえ」の方々は「やらなきゃとわかっているけれど具体的に何をしていいかわからない」という意見が多数。ケア情報がまだまだ浸透していないのでしょうか。  さらに秘密度マックスなのがズバリ「Vゾーンのお手入れ、してる?」。はい55%、いいえ45%。  VIO脱毛がポピュラーになった昨今でも、やはり敷居は高いのでしょうか。「いいえ」の人には「怖いという意識がある」「必要性を感じない」「恥ずかしい」という奥ゆかしさがのぞいています。なかには「Vゾーンってどこ?」という強者も!  本書には、下着そのものから下着の中身まで、千差万別の思いが詰まっています。人様のクローゼットを盗み見する感覚で読んでみたい一冊です。 <TEXT/森美樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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