「写真とプロフィールは、男性会員だけが見られる会員専用ページに登録されます。写真は顔をボカして載せるので、不特定多数の目には触れないですみました。
男性が気に入って事務所に申請すると顔が見られる仕組みで、男性からオファーが入ると、事務所を通じて女性に連絡が来ます。男性と直接やり取りをしなくていいのはよかったです」
プロフィール画面では顔がわからない
でも、登録すればすぐにパパが見つかるわけではない。オファーが多く入るよう、アキさんなりに考えたという。
「写真ですが、服装は絶対コンサバ系がウケます。どこに連れて行っても恥ずかしくないと思わせるためです。私は胸が大きいのでピタッとした白シャツを着て撮りました。『この子とHしたい!』と思わせるのが狙いです。髪型は、落ち着いた色で清楚な感じにしました」
学生なので子供っぽく見られないよう、落ち着いた大人の色気を出したという。また、プロフィールの書き方も工夫した。
「趣味は、読書やお酒と、控えめな大人の女性を演じます(笑)。あまり飲めないのですが…と書いておくのもポイントです。また、希望する交際スタイルは、『大人の関係』のところに、『
お会いしてお話が合えば…』と書いておくと、お金にガッついてると思われません」
あまりガツガツしていると、援助交際目的だと思われ男性が引いてしまうという。登録から1ヶ月で、会社役員の男性5人からオファーが来たアキさん。
で、1回のデートの相場は?
「デートクラブなので、ある程度相場は決まっています。お茶だけなら1万円、食事だけなら2万~3万円、大人の関係込みで4万~5万円です。気に入ってもらえれば定期的に会ってくれるので、平均して月10万~15万円もらっていました」
写真はイメージです
大学に通いながら、キャバクラで月10万稼ぐには約10日間働かなければいけない。パパ活なら、月2~3回会うだけで稼げたというのだ(もちろん、“大人の関係”拒否ならそんなに稼げないが)。
「パパ活サイトと違って書き込みなどがネットに残らないし、相手の身元も事務所が分かっているので、トラブルになりにくいのがデートクラブのメリットですね。あと、定期的に会える人が見つかったら、身バレしないように、早めに登録を解除するのがオススメです」
今は、デートクラブの登録は解除し、9月からの海外留学に向けて準備中のアキさん。
ただし、誰もがアキさんのように稼げるわけじゃないし、トラブルに遭う女性もいることは肝に銘じておきたい。
【アキさんのパパ活ポイント】
パパを探す場所:会員制デートクラブ(交際クラブ)
探す際のコツ:プロフィール写真、プロフの書き方は清楚系に
1回の相場:身体の関係込みで4~5万円
お金の使い道:海外留学費用
パパ活を卒業したきっかけ:留学費用が溜まったため
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パパ活する女性たち vol.1―
<TEXT/カワノアユミ>