小林麻央さん報道ではわからない“最期は家で”の現実を、体験家族に聞く
40歳以上だと介護保険サービスが使える
死の直前、驚くほど元気になった
「病気を他人に知られたくない、と引きこもっていた姉が、『もう隠さないで、外にも出ていく』と言い出したのです。そして、点滴パックを背中にしょったまま、なんと子どもの運動会を観にいけたんです」
しかしその後しばらくして、自宅で倒れて病院に運ばれ、亡くなったそうです。
「倒れたとき家族は仕事と学校に行ってて、訪問診療の医師を呼んでくれたのはヘルパーさんでした。もし誰もいない時に倒れていたら…と思うとゾッとします。
24時間誰かが家にいられないなら、そういうリスクがありますよね」
シビアな現実もある在宅医療ですが、「一時的にでも元気になれたのは、やっぱり自宅にいたおかげだと思う」と盛田さん。病状や家族の状況が許すなら、ひとつの選択肢になりそうです。
<TEXT/女子SPA!編集部>
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