セックスレスの一因にも?大事な部分の洗い方、保湿のしかた
いきなりですが、“膣ケア”、してますか?
していない、という人が大半だと思います。ところが書籍『潤うからだ』(森田敦子著/ワニブックス)によると、「膣の皮膚には角質層がなく、顔の皮膚よりもずっと薄い」。
……となると、スキンケアより、ボディケアより、真っ先にケアすべきは膣かも?
著者の森田敦子さんは、フランス国立パリ13大学で植物薬理学を修めた植物療法士(フィトテラピスト)。
膣ケアをしないと、どうなるか? 思わずギョッとする膣まわりの話をピックアップしてみました(「」内は同書より)。
お湯で流すだけで済ませたり、逆にからだ用のボディソープでゴシゴシ洗ったり。お風呂から出たときも、タオルでパパッと拭いて、そのままササッと下着をはいて終了――。こうしたケアをしていると、どうなるか?
「膣の粘膜は薄くなり、大陰唇は広がってたるみ、そのまわりの皮膚は硬くなり、シワシワになってしまうことになるでしょう」
こ、こわい! 自分では分かりにくいですが、ダーリンは内心「シワシワだよなあ」と思っているかもしれませんヨ……。
膣はもともと、加齢ととも乾燥しやすく、硬くなり、膣壁も薄くなるといった傾向にあるそうです。きちんとケアしなければ、そうした状態が加速して、粘液も出にくくなり、ますます乾燥が進むことに。
「粘液が出ないほどに乾燥すれば、血行も悪くなり、さらに硬くなって、膣がぎゅっとしぼんだ状態に! そして指が1本も入らないほどに膣が萎縮することになってしまうのです。」
ゆ、指が1本も!? そうなると当然、起こる問題がコチラ。
「萎縮した膣では、セックスのときに濡れることは難しいですし、膣液も分泌されにくくなります。すると(中略)セックスをしても粘液が出ない、粘液が出ないと痛みを感じるようになり、セックスをすることが怖くなる。そして怖いからセックスをしたいとは思わなくなり、性的にも興奮しない」
ガーン! セックスレス、まっしぐら?

膣のたるみは、頬のたるみと同じ

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