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斉藤由貴の、不倫を認めるより怖い“心は本気”宣言

 先日、女優の斉藤由貴さん(50)が、横浜市の開業医と不倫関係にあるとして、『週刊文春』(8月10日号)にスクープされ、3日夜に釈明会見をおこないました。  翌週の『週刊文春』(8月17・24日号)には、会見での「恋人手つなぎは階段を降りるときのサポート」という釈明は事実と違う、という後追い記事が掲載されています。  ことの真偽はどうあれ、20分を超えるあの斉藤由貴の釈明会見に、わたくし・雑食系恋愛ジャーナリストのおおしまりえは考えさせられました。 「限りなく黒。でも、黒とは言わない」  今回の会見を見ていて抱いた感想です。  相次ぐ芸能人の不倫報道で、発覚後は清廉潔白を訴える人が多いですが、斉藤さんの釈明は今までとは違う“いびつさ”を感じました。  人々はそれを“魔性の女だから”と表現するのかもしれませんが、筆者が抱いたいびつさはズバリ、「心の浮気」です。

体の関係は別として、心の「本気不倫」は丸わかり

「男の不倫は遊びであり、女の不倫は本気である」なんてことが、日本ではまことしやかに囁かれます。今回の斉藤さんは、まさにこのタチの悪い「女の本気不倫」の典型なのではないでしょうか。  ふつう不倫釈明会見の多くが「家族に申し訳ない」「事実無根です」といった、周囲や起きたことへのフォローが占めるものですが、今回の会見は、振り返ると好意を含めた大筋の事実は認めています。 “一線”については、明言を避けていますが、コメントを1つ1つ追う限り、そこから見えるのは夫とのコミュニケーション不足を匂わせる発言と、不倫相手に対する絶大な信頼感。  結婚25年という斉藤さん夫婦の現状はわかりません。でも、斉藤さんのコメントからは、多くの人が感じたのではないでしょうか。 「この夫婦、冷えてるな」と。

「この夫婦、冷えてるな」という印象が…

 今回の不倫報道のあと、「マスコミに対しては知らないと言っておいて」と夫にお願いしたという斉藤さん。そのため一部の情報に齟齬が生まれたようですが、気になったのは発覚あとのコミュニケーションの取り方です。 「まだ怖くて不倫報道についての詳細は話していない」と発言していましたが、一般的な夫婦であれば、発覚したらまず夫婦で事実を確認しあい、今後の対応について相談しあうのが普通でしょう。  それをすっ飛ばしたとしても、夫に「まだ怖くて聞けていない」とか「知らないといっておいて」と頼む状態は、夫婦関係が何らかの機能不全を起こしている気がしてなりません。  モルモン教の信者である斉藤さん。夫婦も一般人にはわからない独自の関係なのかもしれませんが、あまり幸せな夫婦関係には見えないな……と思った方は多いかもしれません。
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「心は本気」のほうがやっかい
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