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悪夢!夫と私の親友が不倫にはしった「夜プール」の呪い

 皆さんは、夏、お好きですか?  夏が好きか嫌いかって、これまでの夏に起きた個人的な体験にも左右されますよね。ここに、トラウマレベルのイヤな出来事がきっかけで、夏が嫌いになった女性がいます…。 プールサイドのビール

大好きだった夏が一気に大嫌いになった“悪夢”の始まり

「本当にこんな目にあってしまって……大好きだった夏が一気に大嫌いになりましたよ」と、ため息をつく鎌田奈緒さん(仮名・35歳・主婦)。  彼女の悪夢は、昨年の夏にプールや巨大遊具のあるアミューズメントパークで行われたビアガーデンに遊びに行った時から始まりました。 「私と旦那と、あと数人でワイワイ飲んだのですが、夜風に吹かれながらプールサイドで飲むビールは最高で……偶然、遠くの空に花火が上がったりして、とてもいい雰囲気だったんです」 プールサイドのビアホール

夫と自分の友達が2人で水上遊具に…

 鎌田さん夫婦は、このように複数人で飲みに行くのが好きで定期的に集まっているのだそう。そのメンバーの中に、鎌田さんの学生時代からの親友Y子さん(35歳・アパレルメーカー勤務・独身)もいたのですが……。 「ホロ酔いのY子が『ウォーターバウンダー(プールに浮いている巨大風船の中に入って転がったり、走ったりして楽しむ遊具)やってみたいな…鎌ちゃん一緒にやろう!』と言いだしたのですが、私は三半規管が弱くて回る系のアトラクションが全く駄目なので……他のみんなに誰か一緒にやってあげてくれない? と声をかけたんですよ」  しかし、「結構飲んじゃってるし、吐いたらいけないから」などと断られてしまい誰も付き合ってくれる人はいませんでした。 「でも1人ではつまらないからと、Y子がごねるので……私の旦那が渋々一緒にやってあげる事になったんですよ。結局、2人ともキャーキャー言いながら楽しんでるみたいだったので、よかったなと思っていました」 三半規管不倫

夫と自分の友達が不倫!きっかけはアノ時のウォーターバウンダー

 それからも、度々そのメンバーで飲みに行ったりと何気なく過ごしていたんだそう。 「そうしたら最近、そのメンバーのひとりから久しぶりに電話がかかってきて何かと思ったら……うちの旦那とY子が今、街中で手を繋いで歩いているよって実況しながらバンバン写真まで送ってきたんですよ。も~すぐに旦那に電話して、今何してるの? って問い詰めて、しどろもどろになった所にダメ押しの証拠写真を送りつけて白状させたんです。 手つなぎ どうも、2人は月1で旅行する程のがっつり不倫で、かなりの頻度で逢瀬を重ねてきたらしく……なんときっかけは、あのウォーターバウンダーだって言うんですよ。本当、いい歳したおじさんとおばさんが何やってるんだよとバカバカしくて、引いてしまいましたね」

前戯の道具に使われてたような気がして許せない

 現在、鎌田さんは離婚に向けて自分に有利に事が進むように証拠集めに必死だとか。 「あの2人と縁が切れる事になんの未練もないのですが、私に隠れてニヤニヤ楽しんでいたかと思うと心底腹が立ちますし……なんだか前戯の道具に使われてたような気がして許せないんですよね。とにかく慰謝料を取れるだけ取ってやりますよ(笑)」  この離婚へのカウントダウンに、旦那さんとY子さんは全く気づいていないそう。来年の夏までに決着がつくといいのですが……。 <TEXT&漫画/鈴木詩子> 【鈴木詩子(すずきしいこ)】 漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。 ―夏に起きたトホホなエピソード vol.2―
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