「キューピーライト」がなぜ味と低カロリーを両立できたのか、キユーピー広報に聞いたところ、その秘訣は二つあるそうで・・・
①独自技術「マイクロエマルション製法」
使う油が少なくても口溶けの良いなめらかな形状に仕上がっている
②コクを出す「卵香味油」
油が少ない分減ってしまう「こく味」を出すために、キユーピーの独自原料「卵香味油」を加えている。これこそが、マヨネーズを食べたときに感じられるような「卵の好ましい香り」なんだとか。
確かに②の「卵香味油」がいい仕事をしてくれているように感じます。
また、ライトの強みを聞いてみたところ、レギュラーマヨに比べて「加熱するメニューでキレイに焼き目がつく」んだそう。これは油の配合量が少ないため、高温になったときの状態が安定していて、程よく溶け残ってくれるからなんだとか。
これは好都合! カロリーが1/5なんだから、罪悪感なくマヨネーズ焼きを楽しめそうです。ただし注意すべきは一点。卵焼きやから揚げをおいしくする裏技法「マヨネーズマジック」の効果はレギュラーに比べて弱まるそうなので、その目的の場合は潔くレギュラーマヨを使った方が良いそうです。
というわけで、これからはハーフをライトに切り替えようと決心しました!
<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
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【スギ アカツキ】
長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。Twitterは
@akatsukinohana