とにかく、本書では「あるある」な事例が登場します。
「ポエムのような投稿への毎度の返信がしんどい地獄」
「めんどうな話になると気配が消えるサイレント地獄」
「共通の同僚への悪口を言わせようとしてくる地獄」
「休日なのに業務連絡が次々と来るブラック無休地獄」
「誕生日コメントへの返信で本音が浮き彫りになる地獄」
「旧友がコメントで黒歴史をさらしてくる公開処刑地獄」……

これらの事例がリアルなのは、石原さん自身、「SNSではさんざん煮え湯を飲まされてきた」からだとか。
「何気ないひと言が誤解されたり、気を遣い過ぎて袋小路にはまり込んだり、まったく的外れなクソリプやクソコメにウンザリさせられたり……。
しかし、そうした体験は、“貴重な修行”だと受け止めています。おかげさまで、自分の中に徐々にたまっていったノウハウや怒りを活用しつつ、オトナ女子のお役にたてる本をこうして出すことができました。
今は、さまざまなめんどくさいやりとりや、すべてのクソリプやクソコメに感謝したい気持ちでいっぱいです。いや、ちょっとウソですけど」
17世紀のエラい詩人は、「地獄を天国となすも、天国を地獄となすも心しだい」と言ったそうですが、SNS地獄も心持ち次第なのかもしれません。
【石原壮一郎(いしはら・そういちろう)】 コラムニスト
63年三重県生まれ。93年に『大人養成講座』でデビュー。以来『大人の女養成講座』『大人力検定』『大人の合コン力』などなど、大人をテーマにした著書を次々と念入りに発表。最新刊は『
SNS地獄を生き抜く オトナ女子の文章作法』(方丈社)』
<TEXT/女子SPA!編集部>
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