最後に、美容室「
恵比寿salon Rr(サロン アール)」の加藤オーナーから。
「髪を傷めないためには、ドライヤーをするときにきちんとブロッキングすることをお勧めします。髪って、どこが傷むかというと頭頂部に近い表面の部分ですよね。
でも、表面はカットで整えることができづらい場所でもあるので、乾かすときに注意深くするのがとても大事なんです。そこで、きちんとブロッキングをして、下の部分を乾かしている時は、髪の表面にドライヤーが当たらないようにする。簡単ですが、たったひと手間で痛み方が違ってきますよ」
加藤オーナー
なるほど。これには目からウロコでした。実際、美容院ではスタイリストさんがブロッキングをしてくれますが、自宅ではあまり行いませんよね。
でもほんのひと手間ですし、ブロッキングするクリップも100均で売っていてとても手軽。腰の重い私でも、即実践することができました。
ブロッキング
以上、夏のダメージヘアを回復すべく、賢者たちの助言を3つお伝えしました。
これ以外にもグッズ含めて、さらにいろいろ試していますので、効果を感じられたものから引き続き、ご案内したいと思います。
<TEXT・PHOTO/にらさわあきこ>
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【かなつ久美先生 プロフィール】
角川書店「ヤングロゼ」にて1990年漫画家デビュー。趣味は美容と犬。代表作はドラマにもなった『OLヴィジュアル系』(主婦と生活社)。『美トイレ毒出しダイエット』(KADOKAWAメディアファクトリー)『肩甲骨ユルユル体操で女優体型になる』(双葉社)など美容に関する著書も多数。最新作は、「星乃美玲」の名で保護犬の仮ママボランティアなどについて描いた『イヌバカ!』(みなみ出版・星雲社)。
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