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国産プロセスチーズが大進化してた!本格派からスイーツ系まで

 もはや、「偽物」とは言わせない。

国産プロセスチーズ 6Pチーズなどでおなじみ1口サイズのチーズ「プロセスチーズ」が、人気上昇中だってご存知ですか? プロセスチーズとは、生乳を乳酸菌などで固めてつくる「ナチュラルチーズ(海外チーズの多くはコレ)」を加熱して溶かし、再び成形した加工チーズのこと。

 加熱処理によって乳酸菌は死滅して熟成がストップするため、保存が長く効くというメリットがあります。

「加工」と聞くと、邪道と感じる人もいるかもしれません。いやいや、とんでもない! 複数のチーズを絶妙に組み合わせたミックスチーズや、スイーツ系の甘いチーズまで、実にさまざまな商品が登場しているんです。

 そこで今回は、こんなにあるのか! プロセスチーズの最新トレンド4つをご紹介します。

(1)コク旨・香り⇒熟成された旨味、バターのようなコクや香りが特徴



6Pチーズ コクとうまみ(雪印メグミルク)/小岩井 クリーミーチーズ6P(小岩井乳業) カレーやシチューなどでも人気の「濃厚さ」は、チーズの世界にもしっかり浸透しています。昔ながらのシンプルな6Pチーズに、熟成感を感じるコクや旨味をアップさせたタイプが登場。中には、高級感のある発酵バターの香りを加えたものも。1個でも満足度がしっかり得られる王道タイプです。

・6Pチーズ コクとうまみ(雪印メグミルク)
・小岩井 クリーミーチーズ6P(小岩井乳業)


(2)食感重視⇒海外チーズのような食べ心地を楽しめる個性派チーズ



濃硬チーズ 熟成チェダーブレンド(六甲バター/Q・B・B)/明治モッツァレラチーズ クリームチーズブレンド(明治) 海外チーズの中でも人気の高いのが、「パルミジャーノ」、「チェダー」、「モッツァレラ」。これらのチーズの大きな特徴は、ホロホロ、ギッシリ、もっちりとした独特の「食感」であり、従来のプロセスチーズの食感とはかけ離れていました。そんな要望を満たすような商品が登場! プロセスチーズのおいしさに幅が広がっています。

・濃硬チーズ 熟成チェダーブレンド(六甲バター/Q・B・B)
・明治モッツァレラチーズ クリームチーズブレンド(明治)


(3)無添加⇒プロセスチーズに付きものだった「乳化剤」を不使用、ホンモノに近いチーズ



クラフト 無垢 大人の熟成 ゴーダ味/チェダー味(森永乳業) プロセスチーズを敬遠していた人に理由を聞くと、「乳化剤が使われているから」「味が本来のチーズとは違う」といった内容。そんな指摘を覆すような、こだわり派に向けた『無添加チーズ』を発見。プロセスチーズを作るのに必要だった「乳化剤」はもちろんのこと、香料や着色料を使わずに作られています。

・クラフト 無垢 大人の熟成ゴーダ味(森永乳業)
・クラフト 無垢 大人の熟成チェダー味(森永乳業)


(4)甘いスイーツ系⇒色んな味のレアチーズケーキやチーズ菓子が一口サイズで楽しめる



明治ひとくちチーズスイーツ ホロカ プレーン(明治)/チーズデザート パンプキンプディング6P(六甲バター/Q・B・B) 最後にご紹介するのは、売り場の中で最も種類豊富だった「デザートチーズ」。レモン、栗、キウイ、ベリー・・・、ケーキ屋でもそうそうお目にかかれないようなレアチーズケーキが並んでいます。また、チョコやクッキーのようなホロリとした食感で作られた気になる商品も。食べる量を調整しやすい「ちょっぴりチーズスイーツ」、たまりません!

・明治ひとくちチーズスイーツ ホロカ プレーン(明治)
・チーズデザート パンプキンプディング6P 数量限定品(六甲バター/Q・B・B)


<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
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【スギ アカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。Twitterは@akatsukinohana

スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。11月に『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)を刊行予定。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@akatsukinohana




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