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『ひよっこ』の峯田和伸、YOU、ピエール瀧…ミュージシャン出身の名優9選

⑥金子ノブアキ(RIZE)危うい色気のドラマー

●映画『クローズZERO Ⅱ』、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』ほか多数 金子ノブアキ 2世ミュージシャンでイケメンでドラムも上手くて、役者でもいい味を出す金子ノブアキ(36)。弟でベーシストのKenKen(31)や天才ギタリスト・Charの息子JESSE(37)とのバンド「RIZE」で長らく活動しています。ナチュラルな危うい色気が重宝されるのでしょうね。

⑦石橋凌(元A.R.B)ソロシンガーとして再始動

映画『極道の妻たち』、ドラマ『花咲舞が黙ってない』ほか多数
石橋凌

ソロ活動第二弾のミニアルバム(2015年)

 アメリカの映画俳優組合にも所属している石橋凌(61)ですが、芸能界デビューはロックバンド「A.R.B」のボーカリストとしてでした。今でもその歌声は健在。つい先日もBSフジの『堺でございます』に出演し、ルイ・アームストロングの「What A Wonderful World」を披露してくれました。  分厚い身体から響く野太いシャウトは圧巻で、今後音楽番組への出演が増えたらいいなと思います。

⑧ウィル・スミス 超売れっ子俳優もかつてはラッパー

映画『メン・イン・ブラック』『インデペンデンス・デイ』ほか多数  ハリウッドで最も稼ぐ俳優ランキングで常連のウィル・スミス(49)は、もともとラッパーだったのです。DJ・ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスというユニットで80年代後半にヒットを飛ばしました。  そして俳優転向後、映画『メン・イン・ブラック』の主題歌で久々にラップを披露すると、こちらも大ヒットを記録。アメリカを代表するセレブの一人となりました。

⑨ジェニファー・ロペス 女優デビューのあと音楽で大ヒット

映画『アイス・エイジ』『ウェディング・プランナー』ほか多数  現在17歳年下のラッパー、ドレイク(30)と交際し、相変わらずお騒がせセレブのジェニファー・ロペス(48)。もともと女優としてデビューし、ゴールデングローブ賞の候補にもあがるほどでしたが、現在の地位を確立したのは音楽活動でした。99年にリリースした「If You Had My Love」がビルボードチャートで5週連続1位を記録したのです。  でも一番いいのは、「I Could Fall In Love」(95年に射殺されたメキシコの女性歌手・セレナの大ヒット曲)のカバーかなぁ。 <TEXT/音楽批評・石黒隆之> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
石黒隆之
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter: @TakayukiIshigu4
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