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インフルエンザ予防のウソ&ホント。マスク、うがいは効果あるの?

 例年、インフルエンザは秋から徐々に患者が増えて 1~2 月に流行のピークを迎えます。ところが今年は早くも9月にインフルエンザ患者の報告があり、小中学校では学級閉鎖も出ています。今年はいつもより流行のスタートが早くなるかも。

インフルエンザ 子供が幼稚園・学校でインフルエンザウイルスをもらってきて、家族中が順番にうつって寝込む…なんて“あるある大惨事”は避けたいものですよね。

 そこで、インフルエンザ対策について、総合内科専門医の大竹真一郎先生(おおたけ消化器内科クリニック院長)に伺ったところ――実は、けっこう対策を誤解していたようなのです!

マスクで予防は期待薄!でも感染したらマスクを



「実は、マスクの予防効果は、さほど期待できません。インフルエンザウイルスは非常に小さく、マスクの繊維の目を簡単にくぐり抜けるためです。強いて言えば、マスクをすることで、インフルエンザに感染した人のくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むのを防ぐことはできます。

 また、目からもインフルエンザウイルスは感染しますから、マスクだけで予防できるとはいえないことになります」(大竹先生、以下同じ)

 え~っ、そうなんですか?

子供マスク「ただし、インフルエンザに感染した方が、周囲の人にうつさないために、マスクをすることは有効です。くしゃみや咳に伴う、唾液や鼻水に含まれたウイルスはブロックできるからです」

「うがい」もインフルエンザ予防効果は低い



「最新の研究では、うがいもインフルエンザの予防効果は期待できないとされています。うがいは口やのどの粘膜に付着した細菌やウイルスを洗い流す役割がありますが、極めて短時間に細胞内に侵入するインフルエンザウイルスを予防する方法としては、効果が期待できないといわれています」(同)

3大インフルエンザ対策は「手洗い、睡眠、運動」



「手洗いは、予防効果が高いといわれています。手を洗って清潔にする前に、顔に触れないようにすることも重要です。インフルエンザに感染した方が、くしゃみや咳でまき散らしたウイルスが手に着き、鼻や目、口などを無意識のうちに触れることによって感染してしまいます。

 睡眠や運動もインフルエンザ感染リスクを低くできることがわかっています」(同)

 うがいより手洗いが大切とは意外でした。

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インフルエンザ治療で注目されてる食材とは

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