こんにちは、yuzuka（ユズカ）です。私が学んだ世の中の「本音と建前」をベースに、悩めるフォロワーさんのお悩み相談にお答えするこの連載。第27回はこんなお悩みです。 しまこ さん（仮名）21歳 「私には長年、付き合っていた彼氏がいました。でも、2年くらいたった頃からマンネリ化がすすみ、お互いにトキメキのようなものがなくなって距離ができ、最終的に私が別れを告げるかたちで関係が終わりました。 　それから数週間たった頃、たまたま彼のフェイスブックを見ると、新しい彼女ができていることがわかりました。あまりにも切り替えの早い彼に信じられないという怒りが湧いたのと同時に、もう気持ちが冷めたと思っていた彼とのいろんな思い出が心に湧き上がりました。 　これだけ悲しい気持ちになるなら、やはり一緒にいるべきだったのではないか、別れたときの気持ちはただの衝動で、本当は愛していたのではないかと、彼のことが頭から離れなくなりました。 　もう遅いかもしれません、でも、もう一度彼にアプローチしたら、私のもとに帰ってきてくれるでしょうか？」 yuzukaさんの回答 　まずひとつ、質問者のしまこさんに自覚してほしい点があります。それは、あなたが彼にとってすでに「過去の人」であるということです。 　長年、連れ添った相手と別れた直後、とくに自分に目ぼしい他の相手がいない段階って、まだ彼のことを「過去」にできていなかったりします。なんだかんだ言ったって、ずっと一緒にいたんだから。ついこの間まで好き合っていたんだから。そんな理由から、彼を自分の所有物だと思っているんです。 　それがちゃんと「過去」になるのは、それなりの時間が過ぎるか、もしくは新しい誰かに執着心が移ったときです。 　そして、それが双方同時に起こることって、まずあり得ません。遅かれ早かれ、どちらかが取り残されるかたちで「過去」にされてしまうんです。 　今回の場合は時間がたっていませんから、彼のほうが先に、しまこさんのことを「過去」にした、ということになります。時間がたっていなくても、もうそれを責める権利はあなたにはありません。 　これを「まだ彼も私を好きに決まっている」と一方的に勘違いしてしまうと、下手するとストーカー呼ばわりで余計に距離を置かれたり、もしくは下心でその気持ちを利用されて、いつのまにかセフレの二番手になって、「こんなはずでは」なんて状況になりかねません。 　だからこそまずは、今の自分の立場をしっかりと認識しましょう。