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噂の「カップヌードルナイス」たった178kcalで驚きのお味!【実食レポート】

強みは、食物繊維。弱みは、塩分

 まず、パッケージにも大きく書かれている「脂質」、「糖質」、「カロリー」の大幅カットについては、圧倒的な魅力であることは確実でしょう。また、含まれる食物繊維量も市販スムージーなどを大きく超える含有量で、不足分をガッチリカバーしてくれそうです。  しかし、やはり気になるのは、「塩分」。実は、濃厚さを出すためか、レギュラー品以上の塩分量になっていることを忘れてはなりません。健康系ヌードルとは言え、毎日食べるような付き合い方ではなく、たまに楽しむ程度が堅実ではないでしょうか。以下詳細です。 (1)脂質50%オフ カップヌードルに含まれる脂質は積極的に摂りたい脂質ではないため、半分カットは喜ぶべきポイント。 (2)糖質40%オフ 小麦から作られる麺には糖質がいっぱい。特に、飲んだ後やオヤツとして食べる場合、これがカットされていたらありがたいはず。 (3)食物繊維レタス約4個相当 実際の重量で換算すると15g超! 食物繊維の種類など考慮する点はあるものの、厚労省が言う1日目標量「男性20g、女性18g(18歳~69歳)」に大きく貢献。 (4)カロリー178kcal 同じしょうゆで比べると、レギュラー品(353kcal)の約半分のカロリー。すごい! すごい! (5)塩分たっぷり 濃厚! ポークしょうゆ⇒5.3g、濃厚! クリーミーシーフード⇒5.6g、濃厚! キムチ豚骨⇒4.6g。ガーン! レギュラー品よりも塩分量多め! スープに食物繊維が溶けているとのことだが、全部飲み干さない方が良さそう。 <TEXT,PHOTO/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。@akatsukinohana
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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