まず、パッケージにも大きく書かれている「脂質」、「糖質」、「カロリー」の大幅カットについては、圧倒的な魅力であることは確実でしょう。また、含まれる食物繊維量も市販スムージーなどを大きく超える含有量で、不足分をガッチリカバーしてくれそうです。
しかし、やはり気になるのは、「塩分」。実は、濃厚さを出すためか、レギュラー品以上の塩分量になっていることを忘れてはなりません。健康系ヌードルとは言え、毎日食べるような付き合い方ではなく、たまに楽しむ程度が堅実ではないでしょうか。以下詳細です。
(1)脂質50%オフ
カップヌードルに含まれる脂質は積極的に摂りたい脂質ではないため、半分カットは喜ぶべきポイント。
(2)糖質40%オフ
小麦から作られる麺には糖質がいっぱい。特に、飲んだ後やオヤツとして食べる場合、これがカットされていたらありがたいはず。
(3)食物繊維レタス約4個相当
実際の重量で換算すると15g超! 食物繊維の種類など考慮する点はあるものの、厚労省が言う1日目標量「男性20g、女性18g(18歳~69歳)」に大きく貢献。
(4)カロリー178kcal
同じしょうゆで比べると、レギュラー品(353kcal)の約半分のカロリー。すごい! すごい!
(5)塩分たっぷり
濃厚! ポークしょうゆ⇒5.3g、濃厚! クリーミーシーフード⇒5.6g、濃厚! キムチ豚骨⇒4.6g。ガーン! レギュラー品よりも塩分量多め! スープに食物繊維が溶けているとのことだが、全部飲み干さない方が良さそう。
<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
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【スギ アカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。
@akatsukinohana