実際に「同じマンション・アパート内に非常識だと感じる住人がいるかどうか」について質問をした結果は、以下のとおり。
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◆いる……43.5%
◆いない……56.5%
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「いない」が「いる」を上回ったものの、4割以上の人が同じマンション・アパート内に非常識だと感じる人がいました。
ライフスタイルの多様化で非常識な人が増えたのか、それとも自分と異なるライフスタイルを受け入れられないのか。それとも、単に非常識な人が多いのか、心が狭いのか……。真相は闇の中ですが、モヤモヤを抱える人が多い背景には、日本人の国民性があるのかもしれません。
先ほど「非常識な住民がいる」と回答した人に、さらに「何か行動をしたかどうか」を質問したところ――。
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◆何もしなかった……60.9%
◆管理組合・管理会社に相談をした……26.4%
◆本人に直接注意をした……10.3%
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「何もしなかった」が60.9%と圧倒的。続いて「管理組合・管理会社に相談をした」と回答した人が26.4%でした。そして、「本人に直接注意をした」と回答した人はわずか10.3%で、相手に対して直接行動する人は少ないようです。
たしかに、直接相手に対して行動を起こすのは、ご近所トラブルを悪化させる原因になるリスクもあります。
ただ、非常識だなと思いながらも何も行動を起こさない人が60%を超えるのは、対立を避ける日本人らしいと言えるかもしれませんね。
マンションやアパートは、価値観や許容範囲が違うひと同士が同じ屋根の下に住むもの。「これをやったら非常識かな?」という視点を持って、お互いに気を遣い、譲り合う気持ちを忘れないで住めるよう心掛けたいです。
【調査概要】
・調査主体:不動産・住宅サイト「SUUMO(スーモ)」
・調査期間:2017年9月20~21日
・調査方法:インターネット調査
・対象:全国の集合住宅に住む20~49歳の既婚者 男女400名
<TEXT/女子SPA!編集部>
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