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コーヒーも口臭の原因に?注意したい食べ物と、口臭ケアアイテム

2.応急措置として「ブレスケア商品」を持ち歩く

 口臭対策として最もイメージが強いのは、コンビニや薬局などでよく見かける「カプセルタイプ」の清涼食品。これらは、口臭の原因となる悪臭を溶かし込む「パセリオイル」や、悪臭のマスキング効果のある「ミントオイル」、その他清涼成分が配合されています。  タイプとしては、(1)胃の中から上がってくるニオイを対処するタイプ(飲むタイプ)と、(2)口の中をリフレッシュするタイプ(噛むタイプ)の2種。どちらも持続時間は数時間のため、ニンニクのような強敵には2つを併用しつつ、複数回食べる必要があるかもしれません。 飲むブレスケア(小林製薬)●飲み込むタイプの「ブレスケア(小林製薬)噛むブレスケア(小林製薬)●かむタイプの「噛むブレスケア(小林製薬)」  また、口腔内の原因菌を殺菌する成分が配合されているタブレットも。例えば、牛乳に含まれる「ラクトフェリン」と唾液などに含まれる「ラクトパーオキシダーゼ」を配合した「オーラバリア(森永乳業)」には、殺菌効果だけでなく、ニオイ物質への変換を阻害する働きがあり、確かな口臭抑制効果が期待できるようです。 オーラバリア(森永乳業)オーラバリア(森永乳業)  他には、ザラザラした大粒のタブレットが舌表面にあるニオイのもと「舌苔」をキレイにして口腔内をケアする商品もあり、有名焼肉店でも使用されているようです。 ブレオ(グリコ)ブレオ(グリコ)  最後は、「ガム」。日本チューインガム協会によれば、フラボノイドやクロロフィルが添加されたガムには、口臭除去効果が認められるとのこと。ガムの成分表示を見て、「◯◯茶抽出物/ルブス抽出物」と書かれているものはフラボノイド、「銅葉緑素」と書かれているものはクロロフィルの一種だと考えて良いでしょう。 ACUO(ロッテ)●フラボノイド&クロロフィル配合の「ACUO(ロッテ)」 ※参考 ・日本チューインガム協会 <TEXT,PHOTO/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。@akatsukinohana
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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