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7位 Jアラート 19%
6位 ひふみん 22%
5位 忖度(そんたく) 22.5%
4位 うんこ漢字ドリル 25%
3位 ちーがーうーだーろー! 26%
2位 35億 31.5%
1位 インスタ映え 38.5%
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将棋界から2つ目のノミネート! 6位に入ったのは加藤一二三九段の「ひふみん」。引退後はテレビ番組に引っ張りだこでCDデビューまで果たすほど、お茶の間の人気者となりました。
本番の大賞・トップテンの発表でも「藤井フィーバー」の上をいく可能性が大いに高まってきましたね!

加藤一二三「よろこんでいきる まいにちひふみん」パルコより11月27日発売予定
3位は豊田真由子 前衆院議員のキラーフレーズ「ちーがーうーだーろー!」。
しかし本音を言えば、誰もが「このハゲー!」をノミネートして欲しかったのでは? パンチ力(りょく)とインパクトで言えば、こっちのが上だと思いませんか?!
2位はブルゾンちえみの「35億」。注目を集めたタイミングはサンシャイン池崎と同時期のはずなのですが、こちらはしっかり「2017年の顔」として認識されているようです。現在放映中のCMでもふんだんに出てくるフレーズですしね……。
ブレイク後に話題性が薄れてきたタイミングで24時間マラソンを走ったことも功を奏したのかもしれません。
そして1位は「インスタ映え」! これには誰しも納得したようです。振り返ってみれば、2017年は猫も杓子もインスタ映え。食事・ファッション・風景・自撮り……あらゆるところで意識せざるを得ないほど世の中に浸透した言葉です。
さまざまな業界が「インスタ映え」に振り回された一年といっても過言ではないのかもしれません。
最下位は「線状降水帯」と「ポスト真実」。1票も入らず!
ここからは、下位をご紹介。17位(3.5%)は同率で3つ、「9.98(10秒の壁)」・「睡眠負債」・「フェイクニュース」が選ばれました。20位(3%)も同率で、「AIスピーカー」・「働き方改革」・「アウフヘーベン」。この辺りは政治・社会ニュース関係が多いようですね。

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23位には「刀剣乱舞」(2.5%)が。オタク文化どころか腐女子文化も受け入れられつつある流れを象徴してますが、まだ一般性が足りなかったのでしょうか? 24位(2%)は同率で「GINZA SIX」と「魔の2回生」。26位の「共謀罪」(1.5%)は賛否両論で大きな議論がなされていましたね。
27位は「人生100年時代」(1%)、28位は「うつヌケ」(0.5%)。1票も入らなかった「線状降水帯」と「ポスト真実」が30位となりましたが、確かにこの2つ…どこで流行ってたんでしょうか!?
「2017 ユーキャン新語・流行語大賞」の発表は12月1日! いったいどの言葉が選ばれるのか、楽しみですね。
ただし、当の大賞事務局からは「言葉そのものに、勢いがなく低調な年」となんとも冴えないコメントが届いていますが、果たして……。
※【調査概要】
調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニター(30代女性)に対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2017年11月15日
有効回答者数:30才から39才 女性200名
<TEXT/もちづき千代子>
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フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:
@kyan__tama