さて、その変化が「慣れ」によって――あなたを手に入れて戦闘モードを解除した彼の本来の姿が現れただけで、あなたへの愛は変わっていないケースなのか。 　それとも「冷め」であり、手に入れた途端あなたへの興味が薄れた――というよりも、「そもそも狩りがしたかっただけで、あなたを好きではなかった」ケースなのか。 　このあたりを判断する必要があります。 　後者の場合、獲物であるあなたの新鮮さがなくなった今、思いが再燃することは難しいでしょうから、さっさと別れた方が身のためです。 　では、それをどう判断すればいいのか。それは、あなたがマイナス要素となりそうな意思を伝えた時の、彼の反応によって、見極めることができると思います。 　そもそも何もしていない時間にスマホをいじるのは、通常モードであれば普通のことだ、という人もたくさんいると思います。その逆で、誰かと一緒の時間を過ごす時にスマホをいじるなんて……と、「非常識」に思う人もいます。 　このあたりは価値観の違いで、理解できない場合は、擦り合わせていくしかありません。 　あなたが「スマホを触られると寂しいから、せめてデートの時は控えてほしいな」と伝えたときに、彼がどういう反応をするのか。 　あなたの意思を尊重したり、擦り合わせようと話し合う姿勢を見せるのであれば、彼はあなたのことを大事に思っているでしょう。 　その逆で、「うるさい」「めんどくさい」と跳ね除けるのであれば、あなたを大事にする意思が、明らかに欠落している、欠落してきているといえるでしょう。 　今の彼の態度だけで冷めたと決めつけるのではなく、一歩進んだ「お互いを理解をしていく」という過程の中で、彼自身をもう一度、見つめ直してみてもいいかもしれません。一番良くないのは、「我慢」して悶々と過ごすことです。 　恋愛の主導権は、あなたが握って！ ＜文／yuzuka＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】