既婚者は週末に家族サービスをしているため、デートで平日の夜を指定してくるケースが多いです。そのため、早い段階で土日の昼間のデートを提案してみましょう。毎回「土日は予定がある」と拒否してくるようなら、危険な香りがします。 　また、既婚者だと、かなりの高確率で家に呼んでくれません。「実家暮らしだから家はムリ」と言われても、鵜呑みにしないほうがいいです。本気で結婚を考えているなら、自宅に招いて両親を紹介してくれるはずです。 　両親に会うのはまだ早いと感じるなら、せめて地元の友達を紹介してもらいましょう。実家暮らしの場合、近所に一人くらい友達がいるものです。昔ながらの友達を紹介してくれる人は、本気度が高いといえます。 　家に呼んでもらえても、単身赴任であったり、奥さんと別居中の可能性がないとは言い切れません。そのためにも、彼の友達と知り合いになっておき、情報が入りやすくしておくと安心です。 　相手が非常に疑わしい人物であっても、本気で好きになってしまうと「そんなはずはない！」と思い込もうとします。私の場合も、元彼とはLINEでしかつながっておらず、返信もすごく遅かったです。家には絶対に呼んでもらえず、土日も会えず、それでも「忙しい人だから仕方ない…」と必死で耐えていました。 　ミステリアスな相手との恋愛はスリリングでドキドキしますが、結婚は遠のきます。名刺も偽造できてしまうことを考えると、初対面の際に身分証を提示するくらい誠意のある相手のほうが結婚相手としてはベストなのかもしれません。 ―アラフォー婚活の現実 Vol.14― ＜TEXT／Rikako＞