あの中華だし「味覇=ウェイパァー」で雑煮がおいしくできちゃった
お正月に大活躍。
あけましておめでとうございます。お正月休み、手の込んだおせち料理を作るより、できるだけゆっくり過ごしたいと願う人も少なくないのではないでしょうか? しかし、「せめて雑煮くらいは…。」とも思うはず。
そこで今回は、材料も作り方も超カンタン! いつもとはちょっと違う「中華風雑煮」のレシピをご紹介したいと思います。
結論から先に言うと、中華風雑煮のポイントとなるのは、中華万能調味料の「味覇(ウェイパァー)」。
これを考えるに至ったきっかけは、年末に受けた一人の女性からの相談でした。
その内容とは、「おいしい野菜炒めを作りたくて1缶買ったものの、他メニューでの使い方がわからず困っている」とのこと。それならば、ちょっと変わった“お正月らしいメニュー”を…、と思い考案したのでした。具材はできる限り身近なモノを使い、シンプルさを重視してみました。
それでは早速、レシピをご案内します。
【材料(2人分)】
大根 3センチ分
人参 3センチ分
味覇(※) 大さじ2
オイスターソース 大さじ1
みりん 大さじ1
水 3カップ(600ml)
白髪ねぎ(※) 1本分
焼き豚スライス(市販) 3~4枚程度
ごま油 大2
七味唐辛子 適宜
餅 4切
※「味覇(ウェイパァー)」の代わりに、「創味シャンタン」や「味玉(ウェイユー)」を使っても良い。
※白髪ねぎを作るのが面倒な場合は、大手スーパー等で加工済のものを買えばOK。
【作り方】
(1)スープを作る
大根、人参をうす切り→いちょう切り、半月切りにする。鍋に水3カップ、味覇、オイスターソース、みりん、大根、人参を入れて火にかけ、10分煮る。
(2)ネギチャーシューを作る
小さなボウルに白髪ねぎと細切りにした焼き豚を入れ、ごま油と七味唐辛子を加えてよく混ぜ合わせる。
(3)餅を焼く
トースターや餅網などで餅をこんがり焼く。少々焦げ目が付いた方が、香ばしくておいしい。
(4)仕上げ
餅が焼けたらお椀に入れて、スープと具を注ぐ。最後に(2)のネギチャーシューをたっぷり乗せれば完成!
「味覇(ウェイパァー)」を持て余している方、いつものお雑煮に飽きた方は是非一度お試しください!
<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
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【スギ アカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。@akatsukinohana
きっかけは、「ウェイパァー」を使いこなせないと相談されて…
濃厚スープが餅にからむ!「中華風雑煮」の作り方
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12