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愛する女性を親友に“譲渡”。ドロドロの事件をもとにした作品に戸次重幸が挑戦

この作品に共感したらダメ人間の証!?

『神と人との間』より_4

『神と人との間』より

――添田がヒドイ男として描かれていますが、穂積にもちょいちょいイライラしました。 戸次:ちょいちょいどころじゃないですよ。添田も穂積も朝子も、3人ともダメ人間ですから。みんな優柔不断、みんな依存症。ほんとダメ人間の集まり。だからこそおもしろいお話になるんだと思います。ここにひとりでも常識的な人間がいたら、この映画は20分で終わっちゃいますから(笑)。
『神と人との間』より_6

『神と人との間』より

――最後に公開に向けて、女子SPA!読者にメッセージをお願いします。 戸次:みなさん、もう酸いも甘いも噛み分けた、世の中が分かってきたところだと思います。仕事も恋愛も。自分にできることもできないことも分かってきた年代。そんなみなさんに、ぜひこの3人のダメ人間たちを観て楽しんでいただきたいですね。存分に優越感を味わって、明日からも仕事を頑張ってください(笑)。 ――共感できちゃう人はヤバいですか。 戸次:共感しちゃいけません。共感した瞬間に、あなたは自分をダメ人間と認めたことになりますよ(笑)。 <TEXT&PHOTO/望月ふみ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 (C) 2018 Tanizaki Tribute 製作委員会
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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『神と人との間』は1月27日よりテアトル新宿ほかにて公開
配給:TBSサービス

ヘアメイク:横山 雷志郎(yolken)
スタイリスト:小林 洋治郎(yolken)
ジャケット、パンツ、白シャツ:インフルエンス 03-6438-9610
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